映画『BLEACH』(7月20日公開)の公開記念舞台挨拶が21日、都内で行われ、福士蒼汰、杉咲花、吉沢亮、小柳友、早乙女太一、MIYAVI、江口洋介、佐藤信介監督が登場した。
同作は、久保帯人による同名コミックを実写化。霊が見える高校生・黒崎一護(福士)は、突然現れた死神・朽木ルキア(杉咲花)から死神の力を与えられ、家族や仲間たちのために虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊たちと戦っていく。映画では、原作の中でもファンから根強い人気を獲得している"死神代行編"の物語を中心に描く。
杉咲演じるルキアの兄・朽木白哉を演じたMIYAVI。10代の時からファンだったと早乙女が告白すると、MIYAVIは「なんで言ってくれなかったの!?」と驚いたが、早乙女は「それが言いたいけど言えないというドキドキを現場で感じていた」と告白した。
また、「優しい笑顔をありがとう」と杉咲に感謝したMIYAVI。「プロの役者さんと違って、衣装を着たらずっとその役に徹してないとオンオフが出来ないので、距離を置いてたんです」と撮影を振り返る。撮影が進んでいく中、破壊された街のセットを歩くクライマックスシーンで、MIYAVIの先に、壊されたバスのドアがあったという。
MIYAVIは「このまま行ったら俺はこのバスの上を通ることになるなあと思いながら、カットになるかなと思ってたけど、なかなかカットしないんですよ」と説明。「俺、通るなあ。でもやれる、白哉やれる、と思いながら行ったら、上がった瞬間に、白哉やれなくて、そのまま転んじゃったんです」と驚きのエピソードを披露した。
しかし、現場でも”白哉”でいたために、周囲もなかなか笑ってくれず、MIYAVIは「めちゃめちゃ恥ずかしい中で花ちゃんを見たら、ふふって笑ってくれて。ありがたかったです」と改めて感謝の言葉を口にした。
途中からずっと笑っていた杉咲は「失礼な人じゃないですか、大丈夫ですか」と心配するも、MIYAVIは「彼女の笑顔と、一護とのリレーションシップも和まされました」と称賛。会場でも拍手が起こっていた。