阪神電気鉄道とJR西日本は9日、西九条駅の改札階を結ぶエレベーター1基を設置し、7月13日始発から稼働すると発表した。西九条駅は阪神なんば線とJR大阪環状線・JRゆめ咲線(桜島線)の結節点だが改札階が異なり、両駅を直接結ぶエレベーターがなかった。
今回、新たにエレベーターを設置することで、高齢者・障がい者などのバリアフリー対策となるだけでなく、ユニバーサルスタジオジャパンを利用する訪日外国人が近年増加する中、駅利用者の利便性も大幅に向上するという。
両社は安全・便利で快適な輸送サービスの提供をめざして駅施設等の改良を進めており、今後もさらなる駅施設の利便性向上を検討する予定としている。