ワールドカップ・ロシア大会 1次リーグH組のコロンビア戦で決勝ゴールを決めたサッカー日本代表FW大迫勇也にまつわる「大迫、半端ないって」が話題となっているが、21日に放送されたTBS系情報番組『ビビット』(毎週月~金8:00~9:54)でこのセリフについて特集された。
この「大迫、半端ないって」は、2009年1月5日に行われた全国高校サッカー選手権大会準々決勝で、大迫を擁した鹿児島城西高に敗れた滝川二高のキャプテン・中西隆裕さんが、試合後にロッカールームで泣きながら叫んだ言葉。
番組では、当時滝川二高を率いていた元監督・栫裕保氏がVTR出演し、対戦したときの大迫の印象について「完璧にズタボロにやられました。半端ないなと思いました」とコメント。試合後に「君は日本を背負う選手になるはずやから、これからも頑張ってね」と声をかけると、大迫は「本日はありがとうございました!」とさわやかに挨拶したそうで、「応援したいなって気持ちが湧きました。次の試合も頑張ってほしい」とエールを送った。
また、名言を生んだ中西さん本人に栫氏が電話。当時の心境を尋ねると、中西さんは「チームの雰囲気を和ませるために、あえてあのようなパフォーマンスをした」と打ち明け、現在のブームについて「こんなことになるとは思ってなかった」と驚いていたという。