JR西日本は18日、夏の期間(2018年7~9月)に運転する臨時列車の概要を発表した。山陽新幹線では夏休み期間や3連休を中心に「のぞみ」「みずほ」「さくら」「ひかり」を増発。「ひかりレールスター」や新幹線版「赤ヘル号」といった列車も登場する。
同社は山陽新幹線において、九州新幹線へ直通する臨時「みずほ」を毎日2往復運転するほか、利用者が集中する夏休み期間や3連休、週末などに計2,339本の臨時列車を運転するという。臨時「ひかり」は計187本設定され、指定席が横4列(2列+2列)のN700系8両編成をはじめ、姫路~博多間を結ぶ列車では700系8両編成「ひかりレールスター」車両も使用。列車名も「ひかりレールスター576・577号」として運行される。
下り「ひかりレールスター577号」は姫路駅13時14分発・博多駅15時27分着(途中停車駅は岡山駅・広島駅・新下関駅・小倉駅)で、運転日は7月1・6・7・8・15日、7月20日から8月1日まで、8月21~23日、8月25日から9月14日まで、9月16・21・23・29日。上り「ひかりレールスター576号」は博多駅14時18分発・姫路駅16時30分着(途中停車駅は小倉駅・新下関駅・広島駅・岡山駅)で、運転日は7月6・7・14・15・20・21日、7月23~26日、7月28・30・31日、8月1日、8月21~23日、8月25日、8月27日から9月1日まで、9月3~12日、9月16・23・28・29日。「ひかりレールスター576・577号」限定の割引きっぷ「ひかり576・577 早特きっぷ」も発売するとのこと。
山陽新幹線では昨年度から、マツダスタジアムでのプロ野球開催日のうち、一部日程において新幹線版「赤ヘル号」を設定している。今夏も7月20・27日の試合後、広島駅22時4分発・岡山駅23時9分着の臨時「こだま776号」を運行。N700系8両編成を使用し、普通車は全車自由席(グリーン車は車内発売)で、途中の各駅に停車する。