アイドルグループ・HKT48の指原莉乃が、フジテレビのドキュメンタリー枠『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~ ※関東ローカル)で13日に放送された『上京それから物語2018』の前編で、初めての番組ナレーションに挑戦。この後編が、20日に放送される。
『上京それから物語』は、鹿児島・徳之島から東京へ向かった6人の若者たちの夢と"それから"を追ったもの。指原は、前編の放送直前に「番組ナレーションは初挑戦!すごく緊張しました」と報告し、「上京して葛藤する6人の男女のお話です。ナレーションしながらみんなの想いに何度も苦しくなった。。」と、ナレーションを通じて感じた思いをつづった。
フジテレビの張江泰之チーフプロデューサーは「『上京物語』は、地方に住む若者たちが夢と希望を抱きながら東京にやってきてたものの、現実とのギャップに悩み、さまざまな挫折を経験しながらも、たくましく生きていくという青春ドキュメントです。今回、そのナレーションを指原莉乃さんにお願いしたのは、番組の主人公たちと指原さんの人生が重なったからです」と起用理由を説明。
さらに、「指原さんであれば、彼らに寄り添いながら、温かい眼差しで語ってもらえるのではないか、そんな思いでお願いすることにしました。収録当日、彼女がどんな読み方をするのか、正直ドキドキしていたのですが、いざ始まってみると、私の不安は杞憂に終わりました。指原さんらしい"キレ"と、また、時には"優しさ"も感じさせてくれる、納得のいく仕上がりになりました」と手応えを語る。
20日放送の後編では、故郷・徳之島時代と同じく、上京してもラブラブの清水梨穂と中水貫次の同級生カップルだったが、美容関係の仕事を目指し、親を説得して専門学校に進学した梨穂は、目標を見失ってしまった。
一方、上京後、板前修業が順調だったはずが突然、寿司店を辞めてしまった神谷真帆は、東京からも離れて和歌山へ。その真帆に続いて、寿司店を飛び出した平山義樹には、想像以上の"イバラの道"が待っていた。後悔する義樹、そして彼女・うきえとのその後は…。 そんな中、梨穂と貫次の恋模様に大きな波乱が発生。梨穂の前に1人の年上男性が現れたのをきっかけに、故郷の家族も巻き込み、予想もしない展開に発展する。最後に梨穂が両親と交わした涙の約束とは…。
張江CPは「特に後編は、家族を巻き込んだ予期せぬドラマが待ち受けていますので、指原さんがどんなナレーションをするのか、味わっていただけたらと思います。ぜひ、後編もご覧ください」と呼びかけた。
ちなみに、『ザ・ノンフィクション』では、今年4月29日放送の『僕、区長選に出馬します』で、AKB48グループから横山由依もナレーションを担当している。