WILLERは5月22日、「日本海縦断観光ルート・プロジェクト」第1弾商品として、「日本海レストランバス」「日本海縦断観光DELIライナー」「WILLERビークルで行く 新潟ブランドキャンプ」「日本海SAKE-1グランプリ@丹後くろまつ号」などを発売する。

  • 日本海沿線には、魅力ある観光資源が各地域に多数存在

日本海沿線には、文化や歴史、豊かな食、四季折々の自然の風景など、魅力ある観光資源が多数存在しており、旅行者数は年間のべ9,870万人(※)にのぼるという。しかし、各地の観光地をつなぐ観光交通が弱いことから、広域的に縦断する旅行者が少ないという現状があるとのこと。

そこで2017年9月、同社と「新潟市」「敦賀市」「舞鶴市」「豊岡市」は共同で、日本海側の観光が狭域エリアにとどまっている現状を解決することを目的に「日本海縦断観光ルート・プロジェクト」をスタートさせた。

その後、同プロジェクトには「佐渡市」「加賀市」「長浜市」も加わり、現在は自治体7市、企業および団体59社、オブザーバー3者が参加している。日本海を縦断する新たな観光ルートをつくることで観光による交流人口を増やし、日本海沿線の経済発展を目指していくという。

第1弾商品の「日本海レストランバス」は、加賀市と丸一観光とともに取り組むもので、金沢市~加賀エリア、金沢市~能登エリア、金沢市~南砺エリアで展開。日本海の食や観光地、文化を学び・体験できる日帰りのレストランバスツアーとなっており、金沢市内を出発し、加賀、能登、南砺に行くコースを運行予定だという。実施期間は7月~8月。

  • 日本海レストランバス

「日本海縦断観光DELIライナー」は、敦賀市、舞鶴市、加賀市、丸一観光、リビタとともに取り組む。金沢から舞鶴間を食や観光を楽しみながら移動する1DAYサイトシーイングバスで、発着地である西舞鶴駅からはWILLER TRAINS(京都丹後鉄道)に乗り継ぐことも可能とのこと。

行程は、金沢市内から西舞鶴駅(金・日運行)、西舞鶴駅から金沢市内(土・月運行)。実施期間は7月~8月。

  • 日本海縦断観光DELIライナー

「WILLERビークルで行く 新潟ブランドキャンプ」は、新潟市、スノーピーク、亀田製菓、ゆきつばき観光とともに行うキャンプツアー。運転手付きのチャーターサービス「WILLERビークル」で酒蔵や農園、直売所をめぐり、食材を調達する。食材は、キャンプ場で調理して味わうことができるという。実施期間は7月~。

  • WILLERビークルで行く 新潟ブランドキャンプ

「日本海SAKE-1グランプリ@丹後くろまつ号」は、新潟市、敦賀市、舞鶴市、豊岡市、佐渡市、加賀市と連携して行う。WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)の観光列車「丹後くろまつ号」の車内で、各地の地酒とおつまみを食べ比べし、乗客の投票によりナンバーワンを決定する。実施期間は10月~(予定)。

  • 日本海SAKE-1グランプリ@丹後くろまつ号

各商品の詳細は、「日本海縦断観光ルート・プロジェクト推進協議会サイト」に随時アップしていくとのこと。

※新潟県・富山県・石川県・福井県・京都北部・豊岡市の平成27年度観光入込客数より算出