JR九州は25日、「4枚きっぷ」の発売終了を発表した。2018年5月31日の発売分をもって発売終了となるが、その後も有効期間終了日まで利用可能とのこと。「4枚きっぷ」の発売終了後も、「2枚きっぷ」「九州新幹線2枚きっぷ」などは引き続き発売される。

  • JR九州の特急回数券「4枚きっぷ」が発売終了へ(写真は特急「かもめ」)

同社の特急回数券「2枚きっぷ」「4枚きっぷ」は2001年10月に登場。現在の「2枚きっぷ」は2枚つづりで1カ月間有効、「4枚きっぷ」は4枚つづりで2カ月間有効とされ、特急列車の普通車指定席に乗車できる指定席タイプ、特急列車の普通車自由席に乗車できる自由席タイプを用意している。

「4枚きっぷ」の指定席タイプは福岡市内から長崎・佐世保・大分方面、北九州市内から長崎・大分方面を中心に区間を設定。自由席タイプは博多駅から福岡・佐賀県内各方面や南宮崎・宮崎~延岡間、長崎~諫早間などが設定区間となっていた。他に長崎~佐世保間で快速・普通列車の普通車自由席を利用できる「4枚きっぷ乗車券」も発売していたが、いずれも2018年5月31日の発売分をもって発売終了となる。