小田急電鉄はこのほど、小田急線渋沢駅構内でBGMの試験導入を開始した。BGMは時間帯によって曲を替え、6~11時はサロンジャズ、11~13時はZARDのインストゥルメンタル、13~18時はボサノバ、18~23時はポピュラージャズをそれぞれ流す。
同社が昨年8月に秦野市と締結した「小田急小田原線沿線まちづくりの推進に関する連携協定」にもとづく施策の一環で実施される。駅の機能向上や駅を中心としたまちづくりを推進することにより、地域活性化や地域の魅力発信を図るねらいがあるという。
駅コンコースでは列車案内を優先してBGMの音量を下げるほか、季節の行事やイベントなどの際には放送するジャンルを変更することがあるという。渋沢駅構内でのBGMの試験導入の期間は約半年間を予定している。