WOWOWは4月1日、松竹株式会社とマッキャンミレニアルズと合同で、エイプリールフール限定プロジェクト「やさしい嘘の木」を開催する。
エイプリルフールといえば「嘘」。ここ数年、日本でもさまざまなジャンルの企業がホームページやツイッターなどでユニークな「嘘」をつき、ユーザーを驚かせ話題になっている。しかし、その一方、一部ではそういった動きに「もう飽きた」という声も聞かれはじめている。
そこで立ち上がった今回のプロジェクト。初放送タイトル年間約700本の24時間映画専門チャンネルをはじめ、ドラマ、スポーツ、音楽、ステージと国内外のコンテ ンツを日々提供するWOWOWと、日本の伝統文化を守りながら時代のニーズをとらえた多様な作品を制作提供する松竹。この2社の共通点は「提供しているエンターテイメント作品のほとんどが嘘」であること。 確かにドラマ、映画、舞台など、そのほとんどは「つくられた物語=嘘」と言えるだろう。
しかし、この2社が提供している「嘘」は、人を幸せにしたり感動させるためについた「やさしい嘘」とも言える。WOWOWと松竹、そして「TRUTH WELL TOLD(真実を巧みに届けよう)」を掲げる広告会社マッキャン・ワールドグループのマッキャンミレニアルズを加えた3社による合同プロジェクトとして、誰もが一度は触れたことがある「やさしい嘘」を多くの人に届け、気づいてもらうことで、日本のエイプリルフールを「”誰かを騙す日”か ら”やさしい嘘をつく日”」へと変えたい、というのが今回のコンセプトとなっている。
プロジェクトでは4月1日(日)0時から特設サイトを開設。「#やさしい嘘」のツイートが集まると、サイトにある桜が満開になるという仕組み。サイトではほかにも、連続テレビ小説『ひよっこ』の脚本家・岡田惠和が執筆したオリジナルエピソードの掲載をはじめ、人気お笑い芸人・安田大サーカスのクロちゃん、紺野ぶるまなども参加し、1日限りの限定イベントに華を添える。