アンファーは3月29日、「手洗いに関する意識調査」の結果を発表した。調査期間は2018年3月6~8日、有効回答は20~59歳の300人。
手洗いの頻度を聞くと、「毎日必ず」と答えた人は70.75%で、「毎日やりたいができないこともある」の11.0%と合わせて8割以上が手洗いを日常習慣としていることがわかった。
正しい手洗い方法については、68.12%が「知っている」、35.28%が「知っているが、実行していない」と回答。また正しい手洗い方法が実施できていない"つもり洗い"の人は67.25%に上った。
正しい手洗い方法(日本食品衛生協会)に明記されている10の手洗い工程(手の腹、手のひら、手の甲、手の背、指の間、指先など)について、性年代別にみると、20代男性の36%が7~9の工程を実践しており、若い男性ほど「清潔好き男子」が多い傾向がみられた。他方、20代女性は「部分を意識しない、なんとなく全体」との回答が64%を占め、アンファーは「若い女性ほど『ずぼら女子』である可能性が高い」と推測している。
さらに直近1年間に感染症(かぜ・感染性胃腸炎・インフルエンザ)にかかったことがある人の手洗い方法を調べたところ、約7割が「毎日必ず」「毎日やりたいができないこともある」と答えているにも関わらず、感染症罹患者となっていたことも判明。同社は「手洗い方法や知識を見直す必要性がある」と指摘している。