山崎製パンは1月30日、福岡の老舗和菓子店・如水庵とコラボレーションした「ランチパック 筑紫もち風」(税込165円)を発売した。黄な粉のかかった餅に黒蜜をかけて食べる「筑紫もち」の美味しさを再現したという同商品、せっかくなので、「筑紫もち」と食べ比べてみた。
福岡の銘菓「筑紫もち」とは?
「筑紫もち」とは、今年で発売40周年を迎える福岡を代表する人気の銘菓。九州在住・出身の人はもちろん、福岡土産でもらった経験がある人も多いのではないだろうか。
筑紫平野のヒヨク米をこだわりの水で練り上げた餅に、国内で0.5%しかとれない希少な大豆・タマホマレを使用した黄な粉をまぶしており、黒蜜をかけて食べる和菓子だ。
餅にまぶしてある黄な粉はとても香ばしく、食べる直前にかけた黒蜜の上品な甘さのバランスは絶妙。弾力のある餅も、モチモチとしていて、さすが安定の美味しさだ。
ランチパック 筑紫もち"風"ってどんな味?
次は、このたび発売された「ランチパック 筑紫もち風」。「筑紫もち」の箱と同じ"博多絞り"の模様を採用した和風なパッケージだ。
半分に切ってみると、中には"筑紫もち風"の具が詰まっている。早速食べてみると、クリームからはしっかり黄な粉と黒蜜の風味がして、求肥はとても柔らかく、パンでありながら "お餅感"も楽しめる。たしかに、「筑紫もち」をサンドしているみたいだ!
本家の「筑地もち」よりやや甘みが強いのだが、それがよりパンとの相性を良くしている。クリームの優しい甘さと求肥の柔らかさで、幸せな気持ちになれるランチパックだった。
同商品は、九州地区のコンビニ・スーパーで販売中(一部地域を除く)。九州在住の人や、九州を訪れる予定のある人はぜひ、「ランチパック 筑紫もち風」を食べてみてほしい。