マイボイスコムは1月31日、第11回「くらしと節約」に関するインターネット調査の結果を発表した。調査期間は2018年1月1~5日、有効回答は10代以上の個人1万865人。

2017年の生活に満足できた人は5割超

2017年の生活満足度を聞くと、「満足できた(非常に+まあ)」と答えた割合は54.3%。詳細をみると、女性20・30代や女性50代以上では6割強に上った一方、男性30・40代では40%台にとどまり、また「満足できなかった」は5割強~6割弱と他の層より満足度が低い傾向がみられたという。

  • 2017年の生活に満足できた人はどれくらい?

    昨年の生活満足度

昨年1年間で経費を節約した人は50.9%で、2012年調査以降、減少傾向が続いている。経費を節約した理由としては、「将来の生活に備えて」「収入が少ない」が3~4割で上位2位に入った。

昨年経費を節約した項目は、「食料品」「外食」「衣料品」「公共料金」が2~3割強で上位にランクイン。このうち「衣料品」「食料品」は女性で比率が高く、「公共料金」は20・30代でやや低かった。

2018年に節約を心がけようと思っている項目は、「食料品」「外食」「公共料金」「菓子・デザート類」が各20%台で上位を占めた。このうち「公共料金」は2012年調査をピークに減少しており、「外食」も2010年調査と比べて減少傾向がみられるという。

直近2~3カ月の消費意識を尋ねると、「必要なもの以外はなるべく買わないよう、我慢する」「節約はしつつ、ちょっとした贅沢も楽しむ」が各4割弱となった。