日本法規情報は2月1日、「職場でのストレスについての実態調査」の結果を発表した。調査期間は2017年12月6~20日、有効回答は693人。
上司に備えてほしい資質1位は「信頼できること」
職場でストレスを感じることはあるか尋ねたところ、「ストレスを感じる」との回答は84%、「ストレスを感じない」は16%となり、就労者の大半がストレスを感じながら仕事をしていることが明らかになった。
ストレスを感じる理由としては、「人間関係」が過半数の57%でトップ。次いで「仕事の量が多い」が15%、「給料が妥当ではない」が13%、「仕事内容が面白くない」が7%となった。
人間関係でストレスを感じるものはどのような事か聞くと、「噂話・陰口」が最も多く33%。以下、「コミュニケーションのミスマッチ」が26%、「仲間意識の低さ」が13%、「人前での注意」が10%、「飲み会の強制」が3%と続いた。
理想の職場について聞くと、「人間関係が良好である」が45%で最多。次いで「やりがいを感じることができる」が21%、「高い給料が貰える」が14%、「子育ての両立がしやすい」が5%、「残業がない」が4%となった。
上司にとって備えてほしい資質を調べたところ、1位「信頼できる」(41%)、2位「積極的なコミュニケーションを取ってくれる」(19%)、3位「親身に話を聞いてくれる」(17%)との順に。一方、部下が備えるべき資質は、1位「業務遂行能力がある」(22%)、2位「責任感がある」(18%)、3位「コミュニケーションの力がある」(16%)となった。