ベネッセコーポレーションの妊娠・出産・育児ブランド「たまひよ」は11月28日、「たまひよ名前ランキング」を発表。2017年1月~10月にうまれた新生児1万7,438名を対象に、人気の名前や名前の読み方、漢字などについて調査している。
はじめに、名前の最初の音(頭音)を調べたところ、男女共通で「ゆ」「あ」「り」が人気だった。また男の子の名前の読みを上位50位まで見ると、2音の名前が8、3音の名前が39となることから「2音」「3音」が主流といえるとのこと。女の子の名前の読みについても同様の傾向が見られ、「昨今のグローバル化を意識し、外国人風の名前をつけるのではなく、誰でも呼びやすい名前にしたいという背景があると考えられます」とコメントしている。
また全体のランキングでは、男の子で「大翔」(ひろと)が2013年以来4年ぶりに1位となった。「蒼」(あおい)は昨年36位から6位へとトップ10にランクイン。トップ10以内に4音以上の名前がランクインしていないことも特徴となっている。
一方女の子では「陽葵」(ひまり)が2年連続で1位となった。植物を連想させる名前が引き続き人気で、トップ10の中に「陽葵」「葵」「陽菜」「咲良」「結菜」「杏」の6つがランクインしている。
男の子の名前の漢字ランキングでは、13年連続で「太」が1位に。9年連続で「太」「翔」「大」がトップ3を占めていて、不動の人気となっている。女の子では「菜」が3年連続で1位となった。また「乃」が2年ぶりにトップ10入りした。
読み方としては男の子で「はると」、女の子で「ゆい」が1位にランクイン。「ゆい」については「女優・新垣結衣さんの活躍の影響かもしれません」とコメントしている。