俳優の中村優一と杉浦太陽が、BSジャパンの新ドラマ『最後の晩ごはん』(2018年1月スタート 毎週金曜23:30~24:00)に主演することが25日、わかった。

左から杉浦太陽、中村優一

同作はシリーズ60万部を突破する椹野道流の人気シリーズを実写化。ねつ造スキャンダルで芸能活動休止に追い込まれた若手俳優の五十嵐海里(中村)は、郷里の芦屋に戻り、定食屋の主人・夏神留二(杉浦)に救われる。俳優業を離れ夏神の店「ばんめし屋」で働くことになった海里だったが、その店にやってくるのは幽霊の客だった。他、幽霊たちの「最後の晩ごはん」探しを手伝う"メガネの付喪神"ロイド役として篠田三郎も出演する。

同局 岩花太郎プロデューサーは「ご好評を得た『ワカコ酒』シリーズに続くグルメドラマとして『最後の晩ごはん』を放送します」と語る。「なぜか成仏できない幽霊があつまる『ばんめし屋』。ばんめし屋のオーナーシェフとわけあって居候している2人の主人公が、迷える幽霊の拘り料理を再現して成仏させていきます」と内容を説明。「異色で上質なエンターテインメント。視聴者の皆様も成仏の心地でご覧いただければと思います」とアピールした。

中村優一コメント

原作小説の「最後の晩ごはん」シリーズを読ませていただいて、まず内容が面白い! と思いました。今回僕は五十嵐海里というキャラクターを演じさせていただくのですが、彼の境遇や経験にはいままでの僕の役者人生との共通項がたくさんあって不思議な親近感を感じています。また、ドラマの中でたくさんの料理が登場してきますが、僕自身料理にも挑戦していきたいと思っているのでぜひ皆さんにご覧いただけたらと思っています!

杉浦太陽コメント

このドラマの一番のみどころは、夏神と海里の心が通じていく過程だと思います。今回演じさせていただく夏神は過去にトラウマを抱えている人物ですが、彼に一体どんな過去があったのか、想像しながら見てもらえたら嬉しいです。原作の人物像を意識して、僕自身も筋トレし、パンプアップし……もちろん昔からの得意の料理も武器にして、夏神本人として演じていきたいと思っています。お腹のすくドラマですが、海里とロイドと夏神とで繰り広げられるコメディありシリアスありのこのドラマ、ぜひ楽しみにしていてください!

篠田三郎コメント

今回自分の役どころは、現世に生きていない「メガネ」に魂が入ったという特殊な役なので、表現方法などいろいろと工夫できるところを自分自身楽しみながら演じていきたいと思っています。スタッフの方達も若い方が多いので、楽しい作品になると思っています。