マイナビティーンズは11月15日、「2017年ティーンが選ぶトレンドランキング」を発表した。調査は10月13日~29日、「マイナビティーンズ」会員の13~19歳の女性1,006名を対象に、2017年に流行した「モノ・コト・コトバ・ヒト」の4ジャンルについて選択式アンケートを行ない、集計したもの。
日本の将来を担う10代の若者たち。日々多くのことを学ぶ中で、色んなことに興味を持つ時期でもある。とりわけ女子学生たちは、可愛いものや面白いことなどに敏感だ。そんな彼女たちの間では今、どんなものが流行っているのだろうか。早速、ランキングを見てみよう。
コトバ篇
2017年に流行した「コトバ」、堂々の1位は「インスタ映え」(75.1%)だった。今年は、「インスタ映え」する場所に出掛け、「インスタ映え」するモノを食べる…といった行動がティーンの間でも多く見られた。
続く2位は、某報道番組から流行したコトバ「熱盛(アツモリ)」(52.9%)。ティーンの間では「熱くなるほど盛り上がっている」という意味で使われている。3位には、「わろた"ンゴ"」「泣いた"ンゴ"」など、コトバの語尾につける「~ンゴ」(28.2%)が選ばれた。
コト篇
今年最も流行った「コト」は、人気アーティスト「TWICE」の「TTポーズ」(48.3%)。ティーンズの定番ポーズとなった。
2位は、「Instagram」の機能の1つ「ストーリーズ」(39.9%)。24時間で投稿が自動的に削除される機能があり、マイページのように思い出を投稿するのではなく、自分の「今」を発信する場として使われた。
3位には「ナイトプール」(29.7%)がランクイン。泳ぎに行くのではなく、"インスタ映え"する写真を撮りに行くことが目的。リア充な写真が撮れるならお金は惜しまないというティーンも多く、遊びに行く場所は"インスタ映え"する場所かどうかということを念頭に置いて決めるというティーンも増えてきている。
モノ篇
続いて「モノ」篇。堂々の1位に選ばれたのは、韓国発祥のグルメ「チーズタッカルビ」(45.8%)だった。2位は「ハンドスピナー」(38.8%)。一度試すとクセになる中毒性のあるオモチャで、遊ぶというだけでなく暇つぶしとして使用しているというティーンも。3位には「電球ソーダ」(30.3%)がランクイン。"インスタ映え"するフォトジェニックなドリンクで、専門店のみならず、お祭りなどの出店でも販売されるなど、メジャーな商品となった。
ヒト篇
「ヒト」篇の1位に輝いたのは、俳優の「竹内涼真さん」(60.0%)。2017年は、映画「帝一の國」やドラマ「過保護のカホコ」など、ティーンに人気の作品に多数出演し、女子高生の間で人気が急上昇した。
2位は、お笑い芸人の「ブルゾンちえみさん」(57.7%)。女子高生の間でネタやメイク、ファッションを真似した投稿がSNS上で多数見受けられた。続く3位もお笑い芸人で、" ANZEN漫才"の「みやぞんさん」(33.5%)がランクイン。天然で憎めないキャラクターがティーンの心を掴んだ。