フィンエアーグループとフィンランドを代表するデザインブランド「マリメッコ」のコラボレーションによる最新特別塗装機が、11月15日に成田空港に初めて到着した。この機体は、フィンエアーが9月に受領したエアバス最新鋭A350XWB(A350-900)の11機目の機体(OH-LWL)にマリメッコの「Kivet(キヴェット)」柄(石がモチーフ)をあしらったもので、マリメッコ特別塗装機として3機目となる。

11月15日に成田空港に初めて到着

成田に到着したAY073便は、11月14日現地時間17時38分に乗客240人(幼児1人含む)、乗員14人を乗せヘルシンキを出発、約9時間半のフライトを経て、15日10時05分に成田空港に到着した。当日のAY073便には、同じマリメッコ柄の特別仕様の浴衣を着たCAと、マリメッコ社CEOのTiina Alahuhta-Kasko氏が搭乗しており、到着後にはタラップの上で記念撮影が行われた。

フィンエアーにとって、エアバス最新鋭A350XWB(A350-900)11機目の機体を使用

マリメッコ特別塗装機として3機目となる

折り返し便となるAY074便は、乗客327人、乗員13人を乗せ、12時22分に飛び立った。このOH-LWLは、ビジネスクラス32席、エコノミーコンフォート42席、エコノミークラス262席の合計336席を配置している。

CAたちもマリメッコ柄の特別仕様の浴衣を装着

フィンエアーでは2020年までにアジア路線を2010年の倍に拡大する計画を進めており、この戦略の中心となるのがA350への投資としている。発注した19機のうち、現在11機を受領済みで、2023年までに全ての機材の納入が完了する予定となっている。

参考: 2017年夏期スケジュール(3月26日~10月28日)