女優の趣里が28日、東京・新宿 K's cinemaで行われたCS・フジテレビTWOのドラマ『過ちスクランブル』(11月19日スタート、毎週日曜23:30~ ※全5話)の劇場版初日舞台あいさつに登場し、ネガティブな性格を告白した。
同作は、主演の趣里演じるインテリアコーディネート会社で働く理沙が、同僚の信介(若葉竜也)に思いを寄せていたが、既婚者の女性・祥子(橋本マナミ)が信介とこっそり会っていることを知り、2人を引き裂くためにあらゆる手段を使っていく姿を描くラブコメディ。
妄想をこじらせる役柄を演じる趣里は「私もだいぶネガティブなタイプで、わりと1人で思い詰めちゃったりすることがあるんです」と告白。「明日、地球が終わるとしたら何を食べるのかというのを皆さん考えたことがあると思うんですけど、それを本気で選ばないけないっていう気持ちになって考えます」と熟考したことがあるそうだ。
その結果、導き出されたのは「やっぱり米っていう結論に至りました」と言うが、共演の橋本からは「かき氷じゃないの?」とツッコミ。かき氷好きであることを公言し、おすすめの店を教え合っていたそうだが、趣里は「かき氷は、やっぱり死ぬ前ではないかなって…」と、除外したことを弁明した。
趣里は、今作で「まさか自分がラブコメに縁があるとは思っていなかった」と言い、「壁ドンだとか、頭ポンポンだとかしていただいて、本当にありがとうございました」と、隣りにいた若葉に感謝。「私が演じる理沙は、過ちを犯すんですけど、それを見て『バカだなぁ』でもいいし、共感でもいいし、見終わった後に会話のきっかけになるし、本質的なところを突いている作品になってると思います」と見どころを語った。
この劇場版は、ドラマの放送に先駆け、28日から1週間限定で、同劇場で公開。ドラマとは違った結末が用意されている。