LCCのエアアジア・ジャパンは10月16日、10月29日に中部=新千歳線を1日2便、毎日運航で就航することを発表。通常運賃は片道4,500円からとなるが、今回の就航を記念し、10月17日00:00より片道「5円」からの就航記念セールを行う。

2017年10月にいよいよ就航。新生エアアジア・ジャパン発表時での計画からは約2年4カ月遅れとなる

エアアジア・ジャパンは2014年7月、楽天やノエビアホールディングス、アルペンなどとともに日本再上陸を表明。当初、エアアジアグループCEOのトニー・フェルナンデス氏は2015年6月からの就航を目指すとしていた。

初号機は2015年10月に受領

初号機が拠点となる中部に到着した2015年10月時点では、2016年春から中部=新千歳/仙台/台北線の運航を予定していたが、2016年9月に仙台線見送りを発表。2017年1月30日には、「安全運航を遂行するための準備スケジュールの見直し」を理由として、未定のまま就航時期見直しとなった。そして10月16日、10月29日に中部=新千歳線を毎日運航することを正式に発表した。

エアアジア・ジャパンは中部に本社を構える唯一の航空会社

エアアジア・ジャパンは中部に本社を構える唯一の航空会社であり、SKYTRAX社の「ワールド・ベスト・ローコスト・エアライン」を9年連続で受賞し、アジアのLCC市場を開拓した先駆者であるエアアジアグループの日本法人となる。

中部=新千歳線をデイリー運航。片道4,500円からとなる

エアアジア・ジャパンの運航開始を記念して実施する特別セールは、中部国際空港に本社を置く初の航空会社として地元の方々との"ご縁"を大切にしていきたいという想いを込め、「5円」からに設定した。販売期間は10月17~22日で、予定販売座席数に達し次第、販売を終了する。対象期間は10月29日~2018年3月24日で、対象路線は中部=新千歳線、片道5円で販売する。なお、期間中でも特別運賃適用除外日があり、利用条件など諸条件が適応される。詳細はオフィシャルサイトを参照。

マレーシアや名古屋に縁のある機内食を展開

機内では、エアアアジア発祥の地・マレーシアの伝統料理の「ナシレマ」(750円)や「タイ風チキングリーンカレー」(750円)をはじめ、中部地域に拠点を構えるエアラインとして、飛騨牛を用いた「飛騨牛コロッケのベーグルバーガー」(600円)や、名古屋風きしめんカルボナーラ「きしボナーラ」(750円)等の"名古屋メシ"を用意。また、エアアジアのロゴに見立てたオリジナルスイーツ「REDパンケーキ」(600円)も取りそろえる。

機内食は事前予約制で、フライトの24時間前まで追加・変更が可能。ひとり2食まで予約でき、事前予約をした人には、コーヒー・緑茶・ミネラルウォーターのどれかひとつをプレゼントする。全て有料となる。