10月13日にスタートするTBS系ドラマ『コウノドリ』(毎週金曜22:00~)の特別試写会&舞台挨拶が7日、都内で行われ、主演の綾野剛をはじめ、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋が出席した。

赤ちゃんと触れ合う綾野剛と星野源

講談社『モーニング』にて人気連載中の鈴ノ木ユウの同名漫画をドラマ化。2015年10月期に放送された前作に続き、産婦人科医と天才ピアニストの2つの顔を持つミステリアスな主人公・鴻鳥サクラ役を綾野が務め、前作から2年後の姿を描く。

綾野は「前作はどちらかというとご家族や赤ちゃん、妊婦さん、いわゆる患者さんを描くことが多かった。今回では、生まれたその先、ご家族が生活していく現実をきちんと描いている。そして、医者でわれわれもパーソナルな部分を描いている」と説明。久々のキャスト陣の集結に「連絡は取り合っていたので久々という感じはしない。また再集結できてこのチームで同じベクトルに向かって戦える」とうれしそうに話した。

また、現場の様子について、「仲いいからこそ集中するときは集中して、緊張感を持ちながらやっています」と綾野。サクラの同期で良きライバル・四宮春樹役を演じる星野も「現場では赤ちゃんがいっぱい訪れてくれて、本当にニコニコしちゃいます」と現場の様子を伝え、「でも、"しのりん"四宮は笑ってはいけないので、笑顔を封印しつつ撮影を頑張っています」と語った。

舞台挨拶の最後に、キャスト陣が客席に降りて、観客をバックに撮影。退席するときに、星野が第1話に登場する赤ちゃんが客席にいることに気付き、すぐに赤ちゃんのもとへ。そして、気付かず帰ろうとする綾野に知らせると、綾野もうれしそうに赤ちゃんに歩み寄り、抱っこして再会を喜んだ。星野も目尻を下げて赤ちゃんをなでなで。綾野と星野の姿に、会場から温かい拍手が起こった。

左から坂口健太郎、吉田羊、松岡茉優、綾野剛、大森南朋、星野源