トヨタ自動車は12日、「ハイラックス」を13年ぶりに国内市場へ導入するとともに、「ランドクルーザープラド」もマイナーチェンジし、全国のトヨタ店を通じて発売すると発表した。都内でPRイベントも開催され、「ハイラックス」「ランドクルーザープラド」「ランドクルーザー200」「FJクルーザー」の4車種が展示された。

トヨタ「ハイラックス」が13年ぶりに国内市場に復活

「ハイラックス」は約180の国・地域で販売され、累計世界販売台数は約1,730万台という世界の市場を牽引するピックアップトラック。日本では2004年に販売終了となったが、再販の要望が多かったこともあり、13年ぶりに国内市場へ導入されることになった。

PRイベントで登壇したチーフエンジニアの前田昌彦氏(トヨタ自動車CVカンパニー)は、「ハイラックス」復活の理由を「いまも約9,000台の保有があり、この方々に新型ハイラックスをお届けしたい。ワークでの使用に限らずプライベートにおいても、ピックアップの佇まいやファッション性に興味があるなら、自身の自己主張やファッションを彩るベース車としてこのクルマを使ってほしい」と語った。

PRイベントに登壇した前田昌彦氏(写真左)と小橋賢児さん(同右)

会場に先代「ハイラックス」のレストア車も登場した

イベントでは、数々のドラマ・映画に出演し、現在はクリエイティブディレクターなどで活躍中の小橋賢児さんも登壇。「ハイラックス」でオフロード走行も体験したという小橋さんは、「びっくりしました。階段みたいな所も登っていけるし、20~30度くらい傾いても全然大丈夫ってくらい強い。急な坂を下りるときも、途中で止まってバックもできるんです。いままで避けていたような道も、このクルマで攻めてみたいなと思いました」と話していた。会場では「ハイラックス」のラリー車やTRD仕様、ワーク用の用品装着車、さらに先代「ハイラックス」のレストア車も展示された。

なお、小橋賢児さんがクリエイティブディレクターを務め、9月16~18日に東京・台場で開催される都市型ダンスミュージックフェスティバル「ULTRA JAPAN」にて、「ハイラックス」のダンスステージが登場。一般来場者も荷台で踊れるなど、「ハイラックスならではの特別な空間」を提供するとのことだった。

新型「ランドクルーザープラド」や「FJクルーザー」特別仕様車も会場に

PRイベントでは「ハイラックス」に加え、新型「ランドクルーザープラド」や特別仕様車「FJクルーザー "Final Edition"」、世界に根強いファンを持つ「ランドクルーザー200」のアンベールも実施。トヨタを代表する本格SUVシリーズが一堂に会した。

マイナーチェンジした新型「ランドクルーザープラド」

特別仕様車「FJクルーザー "Final Edition"」

「ランドクルーザープラド」は今回のマイナーチェンジで、力強さと先進性をより高めたエクステリアに進化。衝突回避支援パッケージ「Toyota Safety Sense P」も全車標準装備とした。イベントでは「ランドクルーザー」チーフエンジニアの小鑓貞嘉氏(トヨタ自動車CVカンパニー)のビデオメッセージが上映され、「世界中のあらゆる場所で使うことを想定し、最も厳しい基準でものづくりを行うことがランドクルーザーのポリシー。なぜ世界中のお客様が選ぶのか、なぜ道路環境の整った日本でも長年愛用してくれるファンがいるのか、その性能や魅力の一端でも味わっていただけたら」とコメントを寄せた。

特別仕様車「FJクルーザー "Final Edition"」は、特別設定色のベージュを外板色や内装の随所に採用し、モダンさを高めた。同車の発売は10月16日を予定している。

「FJクルーザー "Final Edition"」の外観・車内

「ランドクルーザー200」の外観・車内

「ランドクルーザープラド」の外観・車内

「ハイラックス」の外観・車内。ラリー車やTRD仕様の展示も