キャリアデザインセンターは9月1日、「お弁当男子」に関するアンケート結果を発表した。調査は7月3日~31日、同社運営のビジネスパーソン向けメディア「typeメンバーズパーク」会員の10代~60代の有識男女139名を対象に、WEBアンケートにて行われた。

「自分で作ったお弁当を持参していますか?」

まず、男性に「あなたは日頃、自分で作ったお弁当を職場に持参していますか? 」と聞いたところ、「はい」が15.6%、「日常的ではないがしたことがある」が31.0%と、約半数の男性がお弁当を職場に持参した経験があることがわかった。

フリーコメントを見ると、「料理はあまり得意ではないため、麻婆茄子の素を使って家を出る1時間前に完成させて家を飛び出ています」(20代/男性/サービス系)、「肉じゃがを大量に作りもっていきます(20代/男性/IT・通信系)、「ハンバーグなど冷凍保存できるものをたくさん作り冷凍保存。他は市販の冷凍食品」(30代/男性/サービス系)、「冷凍チャーハンを温めただけ」(30代/男性/メーカー・技術系)など、20代・30代のお弁当は、ほぼ一品のおかずや、冷凍食材が多い傾向がうかがえた。

対して40代・50代の品数は多く、お弁当作りのスキルも高いのが特徴で、「サンドイッチやおにぎり、あとはサラダ、からあげ、卵焼きなどを、弁当箱じゃなくて袋に入れて、持ち帰りの手間は省いています」(40代/男性/サービス系)、「生姜焼き、ミニトマト、野菜、卵焼き、ウインナー、梅干し弁当」(50代/男性/その他)といったコメントが並んだ。

「お弁当男子をどう思いますか?」

続いて、「お弁当男子をどう思いますか?」と質問したところ、62.6%の人が「良い!」と回答。「家事ができるのは好感度が高い。朝ちゃんと余裕があることも分かる」(20代/女性/メーカー・技術系)、「正直憧れる。手間をかけて作れるのはえらい」(20代/男性/広告・メディア系)、「料理は女性だけのものじゃないし、そういったことを毎日継続してできるのは素敵」(30代/女性/金融系)といった意見が見られ、男女問わず、お弁当男子に対する印象はかなり良いことが読み取れた。