『コード･ブルー』SNS登録数でも夏ドラマ1位 - インスタトップは『僕やり』

7月スタートの夏の連続ドラマが折り返し地点を越え、8月第3週終了時点の全話平均視聴率は、山下智久主演の『コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命～THE THIRD SEASON』(フジテレビ系、毎週月曜21:00～)が14.9%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)で独走中だが、公式SNSアカウントの登録者数でも断トツトップとなっている。

2017民放夏ドラマ公式SNS登録者数ランキング(8月第3週終了時点)

今回は、Twitter、LINE、Instagramで公式アカウントを持つドラマを対象に集計した。1位の『コード・ブルー』は、Twitter・Instagramで撮影現場の出演者オフショットなど、LINEで告知情報を中心に発信。主演・山下の写真が掲載できないというハンデもある中で、作品への人気・支持が、そのままSNSの登録者数に反映されているようだ。

2位は、窪田正孝主演の『僕たちがやりました』(カンテレ・フジ系、毎週火曜21:00～)だ。特に、Instagramは『コード・ブルー』を上回る1位で、出演者のオフショットや、先日行われた番組発ライブイベントのバックステージなど投稿数は135にのぼり、他の作品を圧倒。世帯視聴率では苦戦しているが、多くの登録者を獲得するのは、次代を担うフレッシュなキャストで展開されている作品と、インスタユーザーの中心である若年層の親和性の高さも背景にあるとみられる。

次いで3位に入ったのは、高畑充希主演の『過保護のカホコ』(日本テレビ系、毎週水曜22:00～)で、こちらもオフショット満載のInstagramが『コード・ブルー』を上回っている。今回は集計対象外だが、同作では主人公のカホコとLINEで対話できる「AIカホコ」も展開しており、こちらの友だち登録者数は約32.9万と驚異的なペースで伸びている。

なお、TBS系『カンナさーん!』(毎週火曜22:00～)は、Twitterのフォロワー数が1.5万にとどまる一方、主演の渡辺直美が"インスタ女王"の異名を持つだけあって、Instagramのフォロワーは約8.2万となっている。