女優の永野芽郁がこのほど、カンテレ・フジテレビ系ドラマ『僕たちがやりました』(18日スタート、毎週火曜21:00~ ※初回15分拡大)の取材に応じ、主演・窪田正孝への飛び蹴りやバイクのシーンなど、撮影の裏話を明かした。

『僕たちがやりました』に出演する永野芽郁

同名コミックを映像化させる青春逃亡サスペンスの今作で、永野が演じるのは、窪田演じるトビオの幼なじみで、密かに思いを寄せる同級生・蒼川蓮子役。自身の役柄について、永野は「見た目からすると学年で一歩進んでる女の子だと思ったんですけど、(台本を)読んでいくうちに、トビオのことが本当に好きで、一途にピュアに思い続けてるという部分が、意外と女の子らしいんだなと思いました」と印象を語る。

そんなトビオの背中に飛び蹴りをかまして「クリティカルヒット!」と言い放つシーンが、クランクインの最初の撮影だったそうで、「いい感じに蹴りが決まらないとその先の(撮影が)進まないっていうプレッシャーもあったりして練習したんですけど、なかなかうまくいかなくていっぱいやってたら、受け身を取るので首を痛めたんです」と苦労を吐露。それだけに、「監督からOKがもらえた時に、クランプアップなんじゃないかってくらいの気持ちで、涙が出てきました(笑)」と、初日からハードな撮影だったことを振り返った。

一方で、バイクに同乗するシーンは、免許を取りたいという永野にとって「すごい楽しかったです!」とご満悦。「役柄上、クールに乗ってたんですけど、実は内心すごいニヤニヤしてました」と心の中を打ち明けた。

このように、バイク好きという点も含め、「男らしいと言われます」という永野。他にも「今すぐ金髪にしたい」「死ぬまでに1回、坊主にもしてみたい」と意欲を示したが、秋からはヒロインを務めるNHKの朝ドラ『半分、青い。』の撮影も控えていることから、その夢をかなえるのは、しばらく後になりそうだ。

今作は、イタズラ心でやった行いが大事件に発展しまうことから始まる物語。過去に起こしたイタズラ心からの失敗談を聞くと、「小学校1~2年生のときに、家の向かい側に同い年くらいの子たちが引っ越してきたんですけど、なんか私とお兄ちゃんのことが好きじゃなかったみたいで、水とかかけてきたんです。それがだんだん度が過ぎてきたので、お兄ちゃんと『仕返ししよう』と言って泥だんご作って、庭に並んでた相手の靴の中に入れたんですよ! で、ケラケラ笑ってたんですけど、向こうのお母さんが出てきて怒られて、私たちのお母さんにもめっちゃ怒られて…」とエピソードを披露し、幼少期からヤンチャな「男らしい」面があったことを伺わせた。

撮影現場については「メインキャストがほとんど集合した日があって、その日はすごく賑やかで『良い空気感だな』と思いました。ふざけあってる姿とか言い合ってる姿もあって、『学校っぽいなぁ』っていうのも感じますね」と雰囲気を報告。そんな中、窪田は28歳ながら高校2年生役に挑んでいるが、「制服着てても全く違和感ないですし、しゃべり方のテンポだったりとかもトビオにしか見えなくて、『高校生にいそう!』という感じを本当に見事に演じているので、すごいなと思います」と感心していた。