マクドナルドは、ハワイ州観光局が推進するロコモコキャンペーンに賛同し、7月11日より各店(一部の店舗を除く)にて、ロコモコをテーマにした新メニューを発売する。さっそく発表会で新しいバーガーを試食してきたので、実食リポートをお届けしよう!

ロコモコをテーマにした新メニュー

マックの夏メニューの新定番として「ロコモコ」(390円)は、ハワイのエナジーフードであり、日本でも人気が高い"ロコモコ"の本格的な味わいをバーガーで再現したもの。また、バリエーションとして「夏カレーロコモコ」(420円)、「チーズロコモコ」(420円)、朝マックの「チーズロコモコマフィン」(330円)も販売する。

新商品発表会に登壇した日本マクドナルド代表取締役社長兼CEOのサラ・エル・カサノバ氏

マックの本気が詰まった夏バーガー

マックファンなら、2015、2016年にも期間限定メニューとして販売されていた「ロコモコバーガー」を食べたという人も多いのでは? 今回の新メニュー「ロコモコ」は、より一層、美味さに磨きがかかっているという。

実は筆者、本場ハワイの人気店でロコモコを食べて回った経験もあり、ロコモコにはちょっとうるさい。この"ハワイ州観光局公認"の"パワーアップしたロコモコ"、ロコモコ通(自称)の筆者としては、すごく気になる。

「ロコモコ」390円のパッケージ

実際食べてみると、このマック流ロコモコ、かなり気合いが入っていることが感じられた。まず特筆すべきは「肉汁ソース」。肉と野菜の旨みを詰め込んだというソースは、"濃厚な味わい"と素材本来の"甘さ"が食欲をそそる。

本場ハワイのグレービーソースは意外とあっさり風味のものが多いのだが、ライスではなくバーガーでその味を再現するとすれば、これぐらい濃厚な味わいの方がパンチが効いていていいと感じられた。

肉厚なパティがインパクト大な「ロコモコ」

また、このソースと相性抜群なのが「肉厚のパティ」。これは、同社の「グラン」シリーズと同様の素材を使用しているとのことで本場の味わいさながらの肉々しさが◎。雑味のない"ザ・肉"という味わいが食べたときの満足度アップにつながっている。

このほか、パティには北海道産のチーズがかけられていたり、シャキシャキのキャベツにはレモン風味の爽やかなソースがかけられていたりと、細かなところまでこだわりが光る。夏の新定番メニューとして、同社の本気がしっかり感じられる一品であった。

"カレー"バージョンのロコモコも!

発表会では、「夏カレーロコモコ」も食べたのだが、こちらもかなりパワフルな味わい。10種以上のスパイスが配合されたカレーソースは、相当なインパクトがあり、意外にも肉汁ソースにもマッチしている。メニュー名通り、夏にぴったりなスパイシーな新商品だ。

「夏カレーロコモコ」420円のパッケージ

スパイシーなカレーソースが食欲をかきたてる

さらに、サイドメニューにもハワイ感のあるメニューが登場する。鮮やかなブルーの色合いが爽やかな「マックフィズ ブルーハワイ」(250円)、「マックフロート ブルーハワイ」(310円)は、見てるだけで涼しくなってくる夏ドリンクだ。ロコモコと一緒に注文したい。

「マックフィズ ブルーハワイ」250円は、グラデーションがかったブルーの色合いが綺麗

※価格はすべて税込