葬式のお金はどうやって備える?

葬儀費用の準備というと、一般的には、生命保険を思い浮かべる人が多いでしょう。その他の方法を、2点ご紹介します。

・少額短期保険(葬儀保険)

少額短期保険とは、保険金額が少額、または保険期間が1年(第二分野は2年)以内の小規模保険のことです。いわゆる葬儀保険と呼ばれる、葬儀費用に備えるための少額短期保険を利用することもできます。生命保険の場合、保険金の支払いに1週間から1ヶ月程度かかることもあり、葬儀費用の充当に間に合わないケースを考慮した保険です。

・互助会

互助会とは、月々掛け金を一定期間支払うことで、結婚式や葬儀などの際に、契約額に応じたサービスを受けられる仕組みです。互助会に積み立てた分のお金を、葬儀費用に充てることができます。ただし、近くの斎場がその互助会で利用できるとは限らないなど、あらかじめ詳細を把握しておく必要があります。

その他にも、葬儀社へ前払いをするといった方法もあります。なお、家族に迷惑をかけないように現金で葬儀費用を準備する人も多いですが、銀行口座が凍結されてしまい、遺族がすぐに引き出せないことがありますので、注意しましょう。

葬儀はできれば行いたくないものです。しかし、いざ必要となった時には、ただ費用を抑えるだけではなく、納得のいく形で葬儀ができるよう手配を進めていきたいですね。亡くなった方とのお別れの場で、お金のもめ事が起こることだけは避けたいところ。そのためにも、事前に希望する葬儀の内容を検討しておくといいでしょう。

筆者プロフィール:武藤貴子
ファイナンシャル・プランナー(AFP)、ネット起業コンサルタント
会社員時代、お金の知識の必要性を感じ、AFP(日本FP協会認定)資格を取得。二足のわらじでファイナンシャル・プランナーとしてセミナーやマネーコラムの執筆を展開。独立後はネット起業のコンサルティングを行うとともに、執筆や個人マネー相談を中心に活動中。FP Cafe登録FP。