歌手の宇多田ヒカルが出演するサントリー天然水の新テレビCM「水の山行ってきた 奥大山」篇が16日から全国で放送開始。EPICレコードジャパン移籍第1弾となる新曲「大空で抱きしめて」(7月10日に配信リリース)を起用しており、CMの放送でお披露目となる。

サントリー天然水の新CM「水の山行ってきた 奥大山」篇の場面写真

昨年、約6年ぶりに音楽活動を再開し、新たな一歩を踏み出した宇多田。日本にある素晴らしい"水の山"である南アルプスとの出会いをリアルにつくりだした前作のテレビCMに続き、今回はサントリー天然水の西日本エリアの水源である奥大山の"水の山"が持つ雄大な自然や魅力を伝えていく。この新CMでは、宇多田が木漏れ日が差し込むブナの森、雪解けの清冽な水が流れる渓谷を歩き、急峻な山を登って名峰・大山を望む絶景スポットを目指す。

今回、宇多田はCMの世界観もイメージして新曲「大空で抱きしめて」を制作。この楽曲には「雲の中」「大空で」「青空で」など CM に登場するシーンにも通ずるワードが登場し、はるか高い空で会えないと思った人と再会する、という思いを込めて作り上げた歌詞がつづられている。撮影後に宇多田は、「山の頂上とか霧がいっぱい周りにある状況で、その歌詞と同じような気持ちになれたなって思いました。なので、今回もまたすごくいい体験ができました」と語った。

また、「最後のメインのカットを撮った頂上で撮影前に食べたお弁当がすごく美味しかったです」と話し、「(山頂の)先っぽが狭くて、周りは崖のようになっていて、下が全部見渡せて、本当に鳥になったような気持ちになれて、そこでお弁当やコーヒーまでいただいちゃったり、すごく贅沢な時間でした」と振り返った。