お笑いコンビ・極楽とんぼの加藤浩次が14日、日本テレビ系情報番組『スッキリ!!』(毎週月~金8:00~10:25)で、体罰について「自分がうまく指導できない苛立ちを生徒にぶつけているだけ」と持論を展開した。
番組では、埼玉県越生町の私立武蔵越生高校で、サッカー部の男性コーチが練習中に男子部員の顔や胸を殴るなど体罰していたことが、ツイッター上に投稿された動画から発覚した問題について特集。「申し訳ない気持ちでいっぱい」「まだすべて出し切れていない選手だったので感情をあらわにしてしまった」といったコーチ本人のコメントも紹介した。
加藤は「僕も小学校からずっとサッカー部。正直言うと昔はこういうことしょっちゅうありました。小学校のときの監督に叩かれたり頭ひっぱたかれたりとかありましたけど」と過去の体験談を話した上で、「僕思うんですけど、コーチ側の人が自分がうまく指導できない苛立ちを生徒にぶつけているだけなんですよ」と体罰について持論を展開した。
そして、「殴ったりしないで、しっかりした指導で強いチームつくっている監督もいます」と続け、「自分の指導力のなさを生徒に手をあげることによってバランスとってるだけで、これは今の時代もうないんじゃないか」と意見。「気持ちというのも絶対あるんですけど、手をあげてしまうというのは自分の弱さ」と話した。
加藤のコメントに、ネット上で「やべぇ加藤浩次めちゃめちゃ良いこと言ってる」「加藤浩次の言う通り」「加藤浩次の発言に妙に納得」「ええこというわ」「同感」「加藤浩次流石だな…。大人だわ」などと共感と称賛の声があがった。