タレントの小倉優子と女優の中村静香が6日、東京・台場のフジテレビで行われたテレビ新広島・フジ系単発バラエティ番組『ニッポンを釣りたい! 話題の芸能人!まさかの休日』(25日16:05~17:20)の制作発表会見に出席し、カツオの一本釣りでの壮絶な経験を明かした。

タレントの小倉優子

この番組は、芸能人が日本各地の海や川で釣りを体験し、その魅力を伝えていくもの。小倉と中村は、ロバートの馬場裕之とともに、高知で伝統のカツオの一本釣りに挑戦する。

漁は深夜0時に出発し、約5時間かけてポイントに到着。太平洋の波は高く、船の揺れは「道を間違えてないかと思うくらい」(小倉)、「お手洗いで用が足せないくらい」(中村)と、過酷なものだった。

それだけに、激しい船酔いに襲われた2人。それぞれ10匹以上のカツオを釣り上げ、釣っている間はテンションが上って酔いを忘れることができたそうだが、釣り終わった瞬間に緊張が切れてしまい、小倉は「海に向かって、まぁ…(※自粛)」とリバースしてしまったそうだ。中村は、その時の様子を「誰よりも船酔いがひどかったので、みんなで優しく見守ってました」と報告した。

そんな経験をしても、小倉は「釣れた瞬間のあの喜びをもう一度味わいたいと思うので、今度は子供と一緒に釣りをしてみたい」と、ハマった様子。今後の体を張ったロケについては、「命の危険とか、脱ぐとかはできないかなと思うので、やれる範囲で頑張ります」と意欲を示した。

なお、釣りたてのカツオは、港で待ち構える平野レミが調理。ただ、小倉は「レミさんのお料理はすべておいしかったんですけど、1つ欲を言えば、生のままのもいただけたらうれしかったかな…」と若干の後悔を見せていた。

今回の放送では他にも、ロンドンブーツ1号2号の田村亮と吉田沙保里が山梨で渓流釣りに、宮川大輔が奄美大島でマグロ釣りに挑戦する。

高知ロケの様子=テレビ新広島提供