モデル・女優の飯豊まりえと武田玲奈が、7月からMBS/TBSドラマイズム枠にて全5話で放送される『マジで航海してます。』(MBS:7月2日スタート 毎週日曜24:50~ TBS:7月4日スタート 毎週火曜25:28~)で連ドラ初主演を務め、女性航海士を目指す大学生役に体当たりで挑戦することが30日、わかった。

連ドラ初主演を務める飯豊まりえ(左)と武田玲奈

このドラマは、女性航海士を目指す2人の大学生を主人公としたオリジナルストーリーの青春コメディ。航海士を目指す者が通うある大学の実習船を舞台に、男が8割という環境の中、1年生の坂本真鈴(さかもと・まりん)と石川燕(いしかわ・つばめ)が、新入生最初の試練である1カ月間の「乗船実習」に参加し、厳しい訓練メニューや想像を絶する船酔いに立ち向かいながら、仲間の男子学生とともに奮闘する日々をコメディ要素満載で描く。

共に連ドラ初主演となる飯豊と武田が、ダブル主演で性格も考え方も異なる女性航海士候補生役に挑戦。飯豊が演じる真鈴は、小学生の時に豪華客船を見て船の虜になり自分で動かしたいと思うようになったというガチの船舶大好き女子で、超天然な性格により度々トラブルを巻き起こすが、叱られても挫けずに航海士を目指すまっすぐなキャラクターだ。一方、武田が演じる燕は、ある事情で1浪して海事システム工学科に入学したが、自ら望んで入ったわけではなく後悔の真っ最中。ムードに流されやすい性格で、あとで後悔することもしばしばで、真鈴に振り回されながらも影響を受けていくという設定となっている。

連ドラ初主演に、飯豊は「心からの感謝と同時に、大きな責任を感じています」、武田は「嬉しく思います」とコメント。また、飯豊は「"航海士"という世界や職業をしっかりと学び、ドラマをよりリアルな世界観で、W主演の武田玲奈ちゃんとも息を合わせ、切磋琢磨し、より良い作品に出来ればと思っています」と意気込み、武田は「飯豊さんと撮影でご一緒したいと思っていたので、すごくワクワクしています」「航海士のお仕事の魅力をドラマを通して知っていただけたらうれしいです!!」と話している。

スタッフは、監督に映画『片腕マシンガール』『電人ザボーガー』やドラマ『監獄学園-プリズンスクール-』の井口昇、脚本にコミック『ストレンヂフルーツ』などを手がけたアサダアツシ。実際の訓練船を使って船舶シーンを撮影するなど、普段目にすることが少ない航海士という職業がどういうものなのか存分に描かれる。