NY発ステーキハウス「ウルフギャング」はハンバーガーも絶品だった

うまい肉が食いたい。ふいにそんな事を思うことはないだろうか。しかし高級肉は、1人暮らしのサラリーマンの財布には厳しい。高級肉と引き換えに、4日分以上の食費を等価交換にかけなければならないからだ。

そんな中、NY発のステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス by ウルフギャング・ズウィナー」(以下、ウルフギャング・ステーキハウス)では、5月11日より「ウルフギャング・バーガーマンス」を開始。「ハンバーガーなら、いい肉でもちょっと手軽に食べられるではないか?」と考えたので、早速行ってみた!

ステーキハウスの肉をハンバーガーで!

アメリカでは、5月を「ナショナル・ハンバーガー・マンス(National Burger Month)」と呼ぶという。それにあやかって「ウルフギャング・ステーキハウス」全店舗では、合計5種類のバーガーと各店舗のご当地バーガーの合わせて6種類が販売されている。同社はこれまで、「プライムビーフ100% クラシックバーガー」のみバーガーメニューを販売していたが、今回のようなハンバーガーにフォーカスを当てた企画は初めての試みとなる。

どんなバーガーなのか実際に見てみよう。定番の「プライムビーフ100% クラシックバーガー」(1,200円)は、プライムグレードの100%ビーフパティ280g、トマト、ピクルス、レタスとシンプルなもの。付け合わせには、フライドオニオンとフライドポテトが盛られていた。

100%ビーフは肉のうま味がぎゅっと詰まっているので、食べてみると「今、肉を食らっている!」と実感できる。具材が比較的シンプルなので、「ウルフギャング・ステーキハウス」自慢の肉を味わうならこれだろう。

ウルフギャングらしいステーキを挟んだバーガーも

ステーキハウスらしく、熟成肉ステーキを豪快にサンドしたものも登場。「ドライエイジド ステーキバーガー」(2,800円)は、熟成させたサーロインステーキとケール、レタス、トマト、グリルドオニオンをもちもちとしたカイザーロールで挟んでいる。これは、「六本木店」(東京都港区)限定商品だ。

200gもあるステーキは、さすがにハンバーガーとしてガブリと食べるのは難しい。ステーキ部分だけ先に少し食べると、甘い脂が口にじゅわっと広がってきた。肉質が柔らかく、ナイフもすっと通る。これが「ウルフギャング・ステーキハウス」の肉のうまさか……。半分くらいステーキとして食べた後は、バーガーとしてもかぶりつこう。ステーキハウスならではの楽しみだ。

丸の内店限定のバーガーはフォアグラがプラス!

「丸の内店」限定のバーガーには、「プライムビーフ&フォアグラバーガー 湘南野菜のコールスロー添え」(2,600円)が用意されている。「プライムビーフ100% クラシックバーガー」のビーフパティにフォアグラが足され、コクのあるこってりとした味わいが加わっていた。

そのほかも魅力的なバーガーが登場

全店舗で提供されているバーガーは、「プライムビーフ100% クラシックバーガー」以外、「ニューヨークスタイル ベーコン&チーズバーガー」(1,900円)、「カリフォルニアスタイル アボカド&ケイジャンスパイスバーガー」(1,800円)、「ロコモコ風ベイクドライスバーガー」(1,600円)、「マイアミ スパイスフィッシュバーガー」(1,900円)の４つ。どのバーガーも2,000円以下と、リーズナブルに「ウルフギャング・ステーキハウス」の味を堪能できる。

「ウルフギャング・バーガーマンス」は、ランチタイム(11時30分～14時30分)限定(大阪店は11時から)。ファストフードチェーンのハンバーガーよりも少々リッチだが、「今日はちょっとごほうびを」という時にぴったりなハンバーガーである。期間は6月30日までなので、気になる人はこの機会を逃すことのないように!

※価格は全て税・サービス料別