お笑いコンビのナインティナインと、女優の松岡茉優がMCを務めるフジテレビ系バラエティ特番『ENGEIグランドスラム』の第8弾が、6日(19:00~23:10)に4時間超にわたって放送される。
"日本一豪華なENGEI番組"をコンセプトに掲げ、どの出演者も口をそろえて「最高のステージ」と表現する同番組も、今回で2周年。その舞台の裏で行われている、出番を終えたばかりの芸人たちへの直撃インタビューの模様を、放送当日までお届けする。
今回は、全裸状態にお盆で局部を隠すネタで、『R-1ぐらんぷり2017』王者のアキラ100%が初登場。客席から、悲鳴と笑いと拍手が交互に押し寄せる独特の舞台で、MCの岡村隆史は「生放送やったらアレやけど、正直もう落とせ!って思ったわ」と、ハプニングに期待していたようだ。
舞台を降りたアキラ100%は、緊張感から「正直手元がかなり汗ばんでたんで、お盆がもうヌルヌルで、相当ヤバかったですね」と、実は露出危機にあったことを告白。
しかし、そんなピンチにも「本当に気分が高揚してたので、今まで自分で培ってきた勘を頼りに手元を操作して、ちょっとアドレナリンが出ちゃいましたね」と興奮状態で、最後は「あとはカメラチェックしていただいて、(アレが)映ってないことを祈るだけです」と言い残して立ち去った。舞台裏でもきちんとお盆で前を覆い、お尻も小道具の傘で隠しながら移動する姿が印象的だ。
常にハプニングと隣合わせのアキラ100%だが、他の出演者では、手痛いミスをしてしまった芸人もいた。ナイツの土屋伸之は「師匠の名前を間違えてしまって(笑)」、塙宣之は「一番やっちゃいけないミスです(笑)」と反省。ミキの亜生は、兄・昴生に「あんなトラブル! 自分で自分の顔殴る!?」と驚き、昴生は「すいません」と謝っていた。
ベテランの博多華丸・大吉でも、華丸に最初のセリフが出てこないというハプニングが。華丸は「いやぁ乗り越えたね。最初危なかった(笑)」と冷や汗をかきながら、「あそこから盛り返すあたりが、やっぱりキャリアじゃないかな」と自賛し、大吉も「若手だったらあのまま潰れてますね。どうしよう? 大丈夫かな? と思ったんですけど、そこで助け舟を出さないあたりが芸歴ですよね」と貫禄を見せた。
吉本新喜劇ユニットは、すっちーが、若井みどりに向かって「ホンマに屁こきましたよね?」と指摘。当人は「誰がこくか! こんな緊張してるときに誰がこくの!?」と全力で否定しながら、「ダラッとしたときにはこくよ」と、時と場合によることを認めていた。
そんな中、今回はコントを披露したキャイ~ンだったが、ウド鈴木は息も切れ切れで「もう海の物とも山の物とも分からなかった! ただ、浮かれていたのは確かだよ!」と報告。銀シャリの橋本直は「今回も炊きあがってましたね! 結局本番めっちゃ強い」と、さらに自信をつけたようだ。
前回、ネタが飛んでしまったバイきんぐだったが、西村瑞樹は「今日は完璧ですよね!」と胸を張る。ネタは無事に済んだが、岡村からの「元彼女大変やねぇ。小峠頑張ってる! だから彼女にも頑張ってほしい!!」というエールを聞いた小峠英二は「いやいや、俺がなんかあったわけじゃないから!」とツッコんだ。
岡村は本番中、不倫騒動に見舞われた豊本明長を意識して「東京03にも頑張ってほしい! とにかく頑張ってほしい!!」とエールを送っており、矢部浩之は「ネタもプライベートも大変やね」と同情していた。
(C)フジテレビ
『ENGEIグランドスラム』第8弾出演芸人
アキラ100%(初)、アンジャッシュ、ウーマンラッシュアワー、COWCOW、かまいたち(初)、キャイ~ン、銀シャリ、しずる(初)、シソンヌ、陣内智則、スピードワゴン、ダイアン(初)、月亭方正(初)、東京03、友近&ロバート秋山竜次、トレンディエンジェル、ナイツ、中川家、NON STYLE、バイきんぐ、博多華丸・大吉、パンクブーブー、ペナルティ(初)、ミキ、柳原可奈子、U字工事(初)、ゆりやんレトリィバァ(初)、吉本新喜劇ユニット、和牛ほか