落語家の笑福亭鶴瓶(65)が、29日に放送されたテレビ東京系トーク番組『きらきらアフロTM』(毎週水曜25:00~/29日は25:20~)で、元SMAPでタレント・中居正広(44)の熱愛報道に触れ、紅白での共演秘話を語った。

笑福亭鶴瓶

鶴瓶と同じくMCの松嶋尚美(45)はインフルエンザで欠席。代わりに陣内智則(43)がゲストMCとして出演した。その中で中居の熱愛報道の話題になり、鶴瓶は前日に共演したことを明かし、本番中に「女おったら言えや!」とツッコミを入れたところ、中居は「何もオブラートに包まずに聞くのは、あんたと陣内ぐらい」と感心していたという。

陣内はその2日前に会ったと言い、「僕も根掘り葉掘り聞いたんです」。鶴瓶は「週刊誌のネタやと言うとんねん。『あとできっちり言います』って、それからアメリカ行きよったから分からへん」と事の真相は確かめられなかった様子。「SMAPのこともよう聞いてた」とぶっちゃげ、笑いを誘った。

『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)では中居と共にMCを務める鶴瓶。プライベートのことに踏み込めるのはこれまでの信頼関係があるからだが、あえて収録中にその話題に触れる理由について、「誰も聞かれへんから。"あえて"やで」「テレビで聞いたら本音が出んねん」と笑う。

2007年の第58回NHK紅白歌合戦では、中居正広が紅組、鶴瓶が白組の司会を担当。鶴瓶が分厚い台本を覚えることに難色を示して出演をためらっていたところ、それを知った中居はスタッフに「僕が全部やりますから。鶴瓶さんに負担をかけないでください」と懇願。カメラワークすら頭に入っていなかった鶴瓶は、中居から陰で尻を叩いてもらったり、耳元で伝えられたりしながらの司会だったという。

陣内が『ザ!世界仰天ニュース』にゲスト出演した際、不思議に思っていたのが、中居が鶴瓶の尻を叩くと冒頭のあいさつがはじまること。「あれ、何なんですか?」と興味津々の陣内に打ち明けたのが、この紅白エピソードだった。鶴瓶は「そこからずっと叩かれて。お前、よう見とんな!」と陣内の着眼点を褒めていた。