年度替わりの忙しい時期は、食生活がつい偏りがち……。でも、そんな悩みを解決できそうなお手軽料理を、MNグルメ発見部は思いつきました。それはズバリ、"サラダチャーハン"。コンビニサラダとご飯、そしてドレッシングだけあれば、野菜たっぷりの洋風チャーハンが作れちゃうんです!
街の中華屋さん風! 鶏ササミチャーハン
今回のサラダチャーハン作りで使用するドレッシングは、2月に江崎グリコから発売された"具材入りドレッシング"こと、「DELICA de Salad(デリカdeサラダ)」(税別200円)。サラダにかけるだけで、肉や野菜などの具材をたっぷり楽しむことができる新タイプのドレッシングです。
まず1品目は、ローソンの「玉子と蒸し鶏の彩り野菜サラダ」(税込248円)と、デリカdeサラダの「ごろっとした鶏肉のごまドレッシング」を使ったサラダチャーハンにトライしてみましょう。どちらも鶏肉が入っているため、食べ応えに期待できそうです。
フライパンが十分温まったら、ここで早速ドレッシングの出番。ドレッシングをフライパン全体に広げるように入れます。「油をひかないの!?」と驚く人もいるかもしれませんが、ドレッシングにはもともと油分が含まれているので、油として代用できちゃうんです。"ごろっと"という名前の通り、鶏肉がゴロゴロと飛び出してきました!
続いてご飯を入れて、ドレッシングとよく混ぜ合わせたら、サラダをその上にドサリと投入。プチトマトと玉子はトッピングとして使うため、あらかじめサラダから抜いておきましょう。
野菜がしんなりとするまで炒めたら、塩コショウで仕上げの味付けをします。そして盛りつければ完成です!
玉子、プチトマト、紫キャベツのおかげで、とってもカラフルに仕上がっています。ゴロゴロとした鶏肉にからひと口。大きめにカットされた鶏肉はかみ応えがあり、とっても満足感があります。また、ドレッシングに含まれたチキンブイヨンが鶏ガラのような役目を果たしていて、そこに塩コショウのシンプルな味付けが加わることで、街の中華屋さんのチャーハンのような味わいに! サラダの具材もご飯とよくなじんでいて、鶏肉や野菜の栄養をたっぷり感じられました。
海&畑の幸たっぷりのぜいたくサラダチャーハン
2品目に使うサラダは、ファミリーマートの「17品目の食物繊維サラダ」(税込298円)。根菜や豆類、海藻、そしてスーパーフードとして知られるキヌアなど、普段口にする機会が少ない食材まで食べられるのがうれしい一品です。チャーハンの味付けの鍵となるデリカdeサラダは、「ごろっとしたレンコンの肉みそドレッシング」をチョイスしました。
まずは、サラダにも味をつけておくため、付属のごまドレッシングをかけてしっかりとあえておきます。
あとは1品目と同じ手順で、デリカdeサラダのドレッシングとご飯を炒めてからサラダを追加。今回はサラダに味付けがされているので、塩コショウはなくてOKです。
チャーハンからは、肉みそのいい匂いがしてきます。それでは食べてみましょう。17品目のサラダに、ドレッシングのレンコンの歯ごたえが加わり、ほくっ、プチッ、シャキッとさまざまな食感が口の中でいっせいに踊り出します! そして肉みその甘辛さの中からは、ほんのりとワカメやひじきの磯の香りが。海の幸と畑の幸が一度に楽しめる、ぜいたくなチャーハンになりました。
プロ顔負け! チョレギサラダ風レタスチャーハン
最後にご紹介するのは、セブン-イレブンの「おつまみ塩チョレギサラダボウル」(税込298円)と、デリカdeサラダの「ごろっとしたタケノコの中華ドレッシング」を使ったサラダチャーハンです。定番だけど奥が深い、本格レタスチャーハンを目指します。
では今回も、具材を炒める前にサラダと付属のドレッシングをよくあえておきましょう。かき混ぜるごとに、こうばしいゴマ油の香りが鼻先をくすぐります。
そして、デリカdeサラダドレッシングの封を切ると、なんとこちらからもごま油の芳醇な香りが! ジュージューと炒める音を聞くだけで、おなかがどんどん空いてきます。
ゴマ油に包まれたお米の一粒一粒が輝いて見えます。肝心の味はどうでしょうか。豪快にスプーンですくって、口の中にがばっとかきこむと……、こ、これは! 中華街で食べる本格レタスチャーハンそのものではないですか! ごま油のほか、ドレッシングに含まれる鶏ガラスープやオイスターソース、香味油などが奥深い味を演出し、プロにも負けない味に仕上がっています。サラダの刻み海苔や、タケノコの食感も絶妙なアクセントになっており、新鮮な食材たっぷりのチャーハンを楽しむことができました。
「早い! うまい! 栄養満点!」と3拍子そろったサラダチャーハンは、一人暮らしの強い味方。簡単に作れるので、どんなに不器用さんでもぜひお試しくださいね。自炊メニューの定番に加わること間違いなしです。