お笑いコンビ・千鳥が21日、テレビ東京で行われた、バラエティ番組『NEO 決戦バラエティ キングちゃん』取材会に登場し、同番組がレギュラーとして復活することを明かした。放送は4月10日から、毎週月曜24:12~。
同番組は2016年7月からスタートし、1クールの予定にも関わらず、好評のため2クールにわたって放送したバラエティ番組。復活を求める声が数多く届き、異例の番組復活を果たした。初回放送では千原ジュニアによる「千原ジュニアプロデュース王」、2回目では劇団ひとり、くっきー(野性爆弾)をゲストにむかえた「もらい泣きさせ王」を展開する。
ノブは、Twitterに「復活して下さい」というリプライが相次いだことを明かし、「『テレビ東京さんのホームページに書き込んだらどうですか』と言ったら、本当にそれをしてくれた方がいっぱいいらっしゃったみたいで」と裏側を説明。同局 佐久間宣行プロデューサーも「結構、爆発的にきました。終わった直後から」と告白した。
昨今では珍しくなってきた「お笑い番組」だが、ノブは毎企画に挑戦する大悟が「噛まれたてのゾンビ」のようになると表現。大悟は「2本撮りをやると、本当にベロベロになるんですよ。記憶を飛ばしたい。酒の量は増えますね」と苦笑した。ノブは「ゲストも、一人も楽に帰ってる人いないんですよ。全員フルパワーで」と語り、出演者たちの本気を垣間見せた。
また大悟は「ゴールデンとかは本当に考えてない」と、番組の今後について希望を語る。昨今様々な問題が起こっている芸能界に、「いろんな芸人の復帰番組」となるのも良いと展望を見せ、「井上(裕介)とドライブとか、そういう手助けに」と、活動自粛中のNON STYLE 井上裕介の名前を挙げた。
さらに大悟が現在、大御所・志村けんとよく2人で飲みに行っていることから、ノブは「ぜひ1回キングちゃんに」と希望。大悟が「先週初めて誘われて、1週間で4回誘われて、週に3回飲みに」と明かすとその場は驚きにつつまれた。さらにゲスト候補として、『にちようチャップリン』(4月9日スタート 毎週日曜22時~)で共演することになる内村光良や、「『キングちゃん』に呼んでよ」と言っていたという有吉弘行などの名前が挙がった。
しかし最終的に、大悟は「一番先輩で、平子さん(アルコ&ピース)でいいんです」ときっぱり。「誰だっていうくらいのゲストで、コソコソやっていきます。何の人気もないやつらと」ストイックな姿勢を見せた。