相鉄グループは、今年12月に創立100周年を迎える同グループの記念事業として、昔の車両を車体に描いたラッピング列車・ラッピングバスの運行を決定した。ラッピングバスは今月下旬から、ラッピング列車は4月上旬からそれぞれ運行開始する。

相模鉄道「今むかしトレイン」ラッピングイメージ

ラッピング列車は「今むかしトレイン」、ラッピングバスは「今むかしバス」の名称で運行。「今むかしトレイン」は、相鉄グループ100年の歴史と、3形蒸気機関車をはじめとした今昔の車両全22種類を現行車両1編成の側面にデザイン。相模鉄道本線・いずみ野線内を1日10往復程度運行する。「今むかしバス」は、昭和30年代に活躍した車両を現行バス6台の車体左側面にデザインし、相鉄バスの営業路線を1日10往復程度運行する。いずれも運行期間は2018年3月下旬までの予定。

あわせて相模鉄道キャラクター「そうにゃん」をイメージした100周年記念のオリジナル吊り革も制作した。3月12日開催の「そうにゃんバースデーフェスタ in 相模大塚2017」でお披露目する「4代目そうにゃんトレイン」に1両あたり6本設置する。4月以降は「今むかしトレイン」を皮切りに、9000系リニューアル車両を除く全車両に1両につき2本ずつ導入。「今むかしバス」全6台にも1台につき2本ずつこの吊り革を設置する。設置期間は「今むかしトレイン」「今むかしバス」の運行終了までとなる。