ブラストは、自宅やオフィス等の展示美術品としての動物美術造形「Animals As Art」シリーズを発表。第一弾として「ポーラーベア《シロクマ》親子」(親子セット税別1,340万円、親のみ税別890万円)を、1月5日より日本国内・海外各国へ向けにリリースした。

シロクマと夢の添い寝も

「Animals As Art」とは、最新特殊造形技術の粋を集めた実物大の動物美術造形シリーズ。従来の剥製ではなく造形材料を駆使し、リアルな外観・質感・生物感を徹底的に再現している。

一体の製作期間はトータルで約3カ月間にもなる

シロクマ一体の製作には、熟練トップクラスの造形職人3人、アシスタント5人の体制で行い、頭部の毛の一本一本の植毛作業や口内の歯茎や牙、肉球、爪など、一体の製作期間は、トータルで約3カ月間にもなる(受注状況や並走製作する対数などで変動)。親子で眠るその姿は、そこで本当に眠っているかのような生物感を錯覚させるという。

子どものシロクマも

価格は定価(税別)で、親子セット1,340万円、親のみ890万円。これらの売り上げの1%はWWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)に寄付され、剥製販売の反対、絶滅危惧種の保護を、このシリーズを通して支援される。

同商品は、映像・美術等の特殊造形業界では30年以上の経歴を持つ、岡部淳也氏がプロデュース。製作は岡部氏が代表を務めるBLAST内 特殊美術造形スタジオ ゼペットが担っている。

動物造形監修には、「チョコエッグ」などで知られる日本のネイチャーフィギュアの第一人者である、海洋堂 造形作家の松村しのぶ氏が担当。海外からも注目される同氏はフィギュアだけではなく、ニューヨーク自然史博物館など国内外の要望により動物展示物の製作や監修を手がけている。

細部まで徹底的に再現