三井ガーデンホテルズPR事務局は11月17日、親子関係に関する意識調査の結果を発表した。調査は10月28日~31日、20~49歳の男女600名を対象にインターネットで行われた。

親との連絡手段は「電話」が多い

「親との連絡頻度」を聞いたところ、最も多かったのが「頻繁に(1週間に1回以上)連絡をとりあっている」(47.3%)。次が「必要なときのみ連絡をしている」(28.0%)、「定期的には(1カ月に1回程度)連絡をとっている」(19.3%)と続く。

「連絡を取る際に使用する手段」については、「電話」(73.9%)に続き、「メールやLINE」(66.2%)となった。「電話」と答えた人は、「手っ取り早く便利」「声を聞いた方が安心できる」「親が電話しか使えない」などの回答理由により選択し、「メールやLINE」を使用すると答えた人からは、「気軽だから」「時間を気にせずにできるから」などの声があった。

約7割の人が「親孝行できていない」と回答

「親に対しての贈り物」について聞いたところ、贈り物の種類では、最も多かったのが「食事」(29.3%)、2位「食品・飲料」(27.2%)、3位「旅行」(16.0%)という回答結果となった。

「食事」や「旅行」を選んだ人の理由は、「一緒に時間を過ごせる」「思い出になるから」という回答の他、「自分も行きたかったから」「自分が行ってみて、とても感動したので親を招待した」など、同じ時間を共有し体験をしたいとの意向が強いことが分かった。

あなたが近年、親に対して贈ったものがあれば、下記よりあてはまるものを理由と併せてお答えください(いくつでも)。

「親へプレゼントを贈る際の平均予算」は1万483円。性別・年代別に比較すると、平均金額が最も高いのは30代女性で、平均の倍に近い2万42円となった。

「親孝行」については、71.3%が「親孝行をしたいと思っているが、なかなかできていないと感じている」と回答した。