ジャストシステムは11月10日、「商品購入までの比較に関する実態調査」の結果を発表した。

20代は「安さ」重視

洗濯用洗剤、キッチン用品(消耗品)、調理用具(鍋、包丁など)、トイレットペーパー、シャンプーを対象に、商品を購入する際の比較検討の状況について質問した。

結果、「洗濯用洗剤」「シャンプー」では「もともと決めていた商品を購入する(指名買いをする)」と回答した人が最も多い。「キッチン用品(消耗品)」「トイレットペーパー」は「複数の商品を比較するが、それほど比較には時間を掛けない」が最多、「調理用品(鍋、包丁など)」は「複数の商品を比較して、納得がいくまで検討する」とした人が最も多かった。

商品購入時の比較検討について

商品及び年代別にみると、「キッチン用品(消耗品)」について、20代は「あまり比較はせずに目にとまったもの(価格が安いなど)を購入することが多い」が23.4%と最も多く、60代では「もともと決めていた商品を購入すること(指名買い)が多い」が22.9%と最も多くなった。

また、「トイレットペーパー」でも同様の傾向が見られ、20代は「あまり比較せずに価格が安いものなどを購入する」(27.0%)が最も多く、60代は「指名買い」(36.3%)が最も多いという結果になった。

調査は2016年11月1日から4日、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して20~60代の男女1,107名を対象に行われた。