3.通信費の見直しをしない
今やスマホをはじめとする通信端末は手放せない存在。通信費を見直さないまま使用するのは良くありません。スマホの通信は、自宅や公共施設ではWi-Fiを利用するようにすると、パケット通信料を節約できます。また、大手キャリアから格安SIMに変えると月額料金を大幅に減らすことが可能です。利用状況によっては安くならないケースもあるので、必ず下調べをしてから変更しましょう。
インターネット・プロバイダ料は、スマホや電力会社とのセット契約をすると割引を受けられます。PCの利用頻度が下がっているようなら、思い切ってプロバイダを解約して、必要なときだけスマホのテザリング機能を使うようにすると、大幅な固定費カットが期待できますよ。
4.固定費の項目が多すぎる
何を重要視するかは人それぞれですが、固定費の項目が多すぎるのは問題です。例えば、車の所有には税金や保険、駐車場、ガソリン、車両整備といった維持費がかかるため、レンタカーやカーシェアリングに切り替えるという節約方法もありますが、「車が趣味」の人にはつらい決断でしょう。それなら車の代わりに、習い事や新聞・雑誌などの定期購読をあきらめる、といったように優先順位をつけて最低限の固定費に抑えたいですね。
筆者プロフィール:武田明日香(たけだ あすか)
エフピーウーマン所属、ファイナンシャルプランナー。日本テレビ「ZIP!」やTBSテレビ「あなたの損を取り戻せ 差がつく! トラベル!」「Saita」「andGIRL」等の雑誌、「webR25」「わたしのマネー術」等のウェブサイトなど幅広いメディアを通じ、お金とキャリアの両面から女性が豊かな人を送るための知識を伝えている。人生の"やりたい"が"できる"に変わるお金の教養スクール開講中!