IDCフロンティアは10月、妊娠・育児中および要介護者を抱える社員を対象に、週の労働日を減らす週休3日制勤務やオフィスへの出勤が不要な在宅勤務などを選択できる「フルサポート勤務制度」を導入した。

週休3日制勤務は、1週間の所定労働時間(9時~17時45分の7.75時間、週38.75時間労働)はそのままに、勤務日を週4日に集中させ、土日と平日1日を休日とするもの。

フルサポート勤務制度では、この「週4日勤務」(週休3日制勤務)、平日5日に加え土曜日を勤務日に設定して所定労働時間を6日に分散し勤務する「週6日勤務」、自宅もしくは実家で月2回勤務し1日の勤務時間(7.75時間)を5時~22時の間で自由にスライドできる「Fワーク勤務」、コアタイムを10時~15時とし1日の勤務時間を5時~22時の間で自由にスライドできる「フレックスタイム制勤務」の4つの勤務形態から選択できる。

対象者は、妊娠中の社員(配偶者の妊娠含む)、育児中の社員(小学6年生以下の子ども)、介護者となる社員(家族の常時介護)。半年単位で勤務形態の変更が可能だ。

同社では、「ライフステージの変化による育児や介護など個別性・多様性に富んだ社員の働き方の幅を広げ、勤務形態の最適化を目指すことができるようになる。社員の就労課題の解決を支援するとともに、キャリア形成の考え方を尊重し、最大限のパフォーマンスを発揮できる就業環境を提供する」とコメントしている。