光文社主催の「第7回国民的美魔女コンテスト」最終選考会が12日、東京・六本木ヒルズで行われ、山形県在住の田中恵さん(37歳)がグランプリに選ばれた。

「第7回国民的美魔女コンテスト」でグランプリを獲得した田中恵さん

同コンテストは、年齢を感じさせない美しさを持つ女性の真の"美魔女"を発掘するために、2010年から光文社発行の雑誌『美ST』が主催するコンテスト。今年は約1,500名の応募者からWEB投票などで選ばれた16人のファイナリストが最終選考に臨み、水着審査、自己PR、ドレス審査を経て、田中恵さんがグランプリに輝いた。

「これだけ塗りマダム美魔女賞」に加えてグランプリの2冠を達成した田中さんは「どの賞にも入らないと思っていたので、ファイナルのステージに立てるだけで信じられない気持ちです。最初の賞(これだけ塗りマダム美魔女賞)をいただいた時点で動悸するぐらいビックリしました」と信じられない様子。在住している山形ではフラダンスとヨガのインストラクターをしているといい、「今日も山形から4人の生徒さんが来て応援して下さり、その支えがあったからこそ、ここに立っていると思います」と山形から応援に来てくれた生徒さんに感謝の言葉を口にして、「何も準備が出来なかったんですが、だからこそありのままで何も飾らないことを心掛けました」と自然体で臨んだことを明かした。

田中さんは7歳の息子と暮らすシングルマザー。「息子は何度教えても"魔女コンテスト"だと思っていて、『ママは怖いから間違いなく1位になる!』と言ってましたから大変喜ぶと思います(笑)」と笑顔を見せ、「息子を産んだ時にすごく太ってしまい、それが戻らなかったのでフラダンスを習い始めました。その時の先生がとても素敵だったので私も先生になりたいと思ってインストラクターを始めたんです」とこれまでを振り返った。

過去に仙台のモデルエージェンシーに所属していたという田中さん。「高校大学の時にモデル活動をしていました。地方の温泉番組のリポーターだとか、あまり都会の仕事ではないようなものでした」と明かしつつ、グランプリの特典でもある芸能事務所・オスカープロダクションに所属できる点については「一番は私の生徒さんたちのことを第一にさせていただき、それから私に出来る仕事があれば有り難くお受けしたいと思っています」と前向きに話していた。

なお、グランプリ以外には、準グランプリに神奈川県在住の松瀬詩保さん(42歳)、WEB賞に兵庫県在住の綺華れいさん(37歳)、輝く美魔女賞に埼玉県在住の田中悦子さん(49歳)がそれぞれ選ばれた。