2016年10月6日(木)25:58~にTBSで放送されるのを皮切りに、CBC、サンテレビ、BS-TBSにて順次放送開始となるTVアニメ『私がモテてどうすんだ』。放送直前の今回はキャスト陣より寄せられたメッセージを紹介しよう。
TVアニメ『私がモテてどうすんだ』、メインキャスト陣のコメントを紹介
ここでは、TVアニメ『私がモテてどうすんだ』のメインキャスト陣より、芹沼花依役の小林ゆう、五十嵐祐輔役の小野友樹、七島希役の河本啓佑、四ノ宮隼人役の松岡禎丞、六見遊馬役の島﨑信長が語ったメッセージを紹介していく。
――ご自身が演じているキャラクターと演じてみての感想を教えてください
小林ゆう「芹沼花依役を演じさせていただきます小林ゆうと申します。芹沼花依ちゃんは高校二年生の女の子なんですけど、最初に登場されるときはすごく"ポチャ"で、見た目が柔らかく、お餅みたいに可愛らしい女の子なんです。心が本当に優しくて、キレイで、とにかく性格が良い女の子なんですけど、あることをきっかけに、美少女さんになられます。"ポチャ"でいらっしゃるとき、それから痩せて美少女になられたとき、あと、すごくアニメとか声優さんが大好きな腐女子さんでいらっしゃるんですけど、そんな腐女子さんモードになられたとき、その時々で、表情がくるくる変わるところがすごく魅力的ですし、イケメンの皆様に対してキュンとなる花依ちゃんにも注目していただきたいです。私も精一杯、全力で演じさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします」
小野友樹「五十嵐祐輔役の小野友樹です。王子様タイプのキャラクターで、クラスの人気者であったり、リーダーシップを発揮したり、すごく気の回る、頼りになるやつで、スポーツもサッカーをやっていたりして万能なんですけど、恋愛においては一番気の抜けないタイプで、平気で抜け駆けします(笑)。でも、別にチャラいというわけではなく、花依に対して一生懸命がゆえという感じで、そこに見え隠れする等身大の感情のギャップが五十嵐の魅力になっておりますので、そのあたりを大切に演じさせていただいております」
河本啓佑「七島希役を演じさせていただいております河本啓佑です。七島はノリが良く、思ったことを素直に口にしてしまうので、ちょっと口が悪かったりもしますが、恋愛面においては意外とピュアで、シャイな部分が見えてきたりします。卒なく会話もできるんですけど、恋愛においてはツメが甘く、五十嵐ほど思い切りよくは行けない、みたいなジレンマがある。そのギャップが魅力的なところなので、そんな七島の良さを皆様に伝えられるように、アフレコをさせていただいております。今後さらに花依ちゃんと接していくうちに、だんだん内面も、人間としても成長していく部分が増えていきますので、そんな高校生ならではの成長を心を込めてて演じていけたらと思っております」
松岡禎丞「四ノ宮隼人役の松岡禎丞です。四ノ宮君はある意味、男を体現したかのようなキャラで、外見は現実世界にはあまりいない感じなんですが、性格や身の振り方の切り替えが激しく、街中で華やかな女性とすれちがったときに"フッ"と見てしまうような、男ってこういうところあるよなという感じの男の子です。最初はツンツンしているのですが、とある出来事をきっかけにデレはじめる。そのあたりのギャップを滲ませるように演技をさせていただいておりますので、そこに可愛さなどを感じていただけたらうれしいです」
島﨑信長「六見遊馬役の島﨑信長です。ここにいる5人のキャラクターの中では、唯一の先輩、高校三年生で、人の外見に左右されない素敵な先輩です。主人公の花依ちゃんは、とても大きく見た目が変わるのですが、唯一といっていいほど態度も変わらず、本人が誰かというのもすぐ認識できて、花依ちゃんのちょっとディープなオタク趣味も受け入れる度量がある。好きなモノを好きっていえるのは素敵なことだって、真剣に、カッコつけてではなく、自然とさりげなく言える。そのうえで、ちょっと天然ボケみたいなところがあったり、マイペースなところがあったり、可愛いところがあったりする。本当に非の打ち所のない、こんな人が現実でいたらすごく頼りたくなるし、甘えたくなるし、一緒にいたくなる、理想的な先輩です」
――作品全体の見どころや魅力を教えてください
小林ゆう「素敵なイケメンの皆様が、おひとりおひとり、まったく違う魅力を持っていらっしゃって、それだけでも観ていただける方がワクワクして、楽しんでいただけると思うのですが、画面も華やかですし、内容もすごくポップで、ラブとコメディ満載の、楽しさとワクワク感でいっぱいの作品になっていて、老若男女、どの世代の方でも楽しんでいただけるような幅の広さがあります。花依ちゃんのすごくディープなオタクさんの趣味によって、皆さんが振り回されるときもあるのですが、一般的な常識とのちょっとしたズレみたいなものがとても面白く描かれています。花依ちゃん自身のお顔やお身体の厚さが変わっていくところもすごく素敵ですし、そんな花依ちゃんに対する、皆さんの心の有り様が変化していくところ、そういう見た目も心も全部まとめて楽しんでいただきたいと思います」
小野友樹「この作品の根幹にもなるのですが、いわゆる一般の恋愛作品と一線を画すのは、花依がオタクであるというのが大きな要素になっていて、オタクであるがゆえに生まれる行き違いやドタバタというのが面白さの一つになっています。この作品を楽しみにしてくださっている皆さんは、アニメやそういった文化が好きな方が多いと思うので、ご自身を投影できる部分もあるんじゃないかと思います」
河本啓佑「ラブコメディなので、すごくテンションが高く、ギャグを織り交ぜつつ、キュンとするポイントがあったり、キャラクターたちが人間的に成長する部分があったりするんですけど、花依ちゃんを筆頭に、前を向いて、諦めずに頑張って行こうという気持ちが、取り巻く人たちを変えていきます。そういったプラスのエネルギーを、笑いあり、涙あり、いろいろなポイントを交えながら、皆さんにお届けできる作品だと思います。いろいろ語らずとも、第一話を観ていただければ、きっと気に入っていただけると思います」
松岡禎丞「『私モテ』は、若い世代から大人まで、楽しんでいただける作品です。花依の境遇は、最近の子たちなら、感情移入できる部分もたくさんあるんじゃないかと思います。『私がモテてどうすんだ』というタイトルの意味はどういうことなのかを念頭に置いて観ていただけると、より楽しめると思いますし、回を重ねるごとに、作品の熱やテンションがパワーアップしていきますので、観れば観るほど楽しみが増える作品になっていると思います」
島﨑信長「キャラクターたちが、男女問わず、みんなとても個性的で、話が進んでいくにつれて、それぞれのキャラクターにどんどん愛着が沸いてくるし、それぞれの関係性がどうなっていくのかが気になっていく作品だと思います。みんな恋のライバルではあるんですけど、けっこう仲が良かったり、絆を育んでいったりする。成長物語があったり、友情物語があったり、みんなで何かの試練に立ち向かうことがあったり。一人の女性を巡っているのに、みんなの絆が育まれるみたいなところは特殊だと思いますし、逆にそこが安心して観られる、個人的にも好きなポイントになっています」
――アフレコ現場の雰囲気を教えてください
小林ゆう「すごく笑いの絶えない楽しい現場で、ちょっとした休み時間には、お菓子を食べながら、みんなで和やかにお話をしたり、作品やキャラクターについてのお話をしたりして、本当に学校のクラスの中みたいな雰囲気です。その中で、たとえば信長さんが六見先輩みたいに優しく見守ってくださったりして、皆さんとキャラクターが重なっていく感じが、本当に素敵です。アフレコ現場がとても楽しいので、その雰囲気が画面から伝わることをすごく願っていますし、伝わることを信じています」
――男性キャストの皆さんによるユニット「From4to7」がオープニングテーマを担当なさいますが、「Prince×Prince」はどのような楽曲になっていますか?
小野友樹「疾走感のあるオープングらしい曲です。歌中にセリフがあるんですけど、そのセリフをぶち込んでいる感がすごいです(笑)」
島﨑信長「テンポよく、ノリよく進んでいくところに、それぞれのキャラが、それこそ少ない隙間に、セリフをボンボンぶち込んでいくところが、何か『私モテ』っぽいですね」
河本啓佑「ごちゃごちゃしているようなんだけど、聴いてみるといいよねっていう感じで、一体感がある楽曲なんです。曲調はカッコいいんですけど、歌詞の内容はとても甘い感じなので、いろいろな楽しみ方ができる曲だと思います」
小野友樹「すごく切ないニュアンスの歌詞もあったりもしますし」
松岡禎丞「ぜひCDを手にとって歌詞をじっくり読んで欲しいですね」
――それでは最後に放送を楽しみにしている方へのメッセージをお願いします
小野友樹「ここまで『私モテ』の魅力を語らせていただきましたが、ぜひ観ていただいて、あなたの目で、耳で確かめていただけると、より一層この作品を楽しんでいただけると思います。オープニング曲とあわせて、そして原作もあわせて楽しみにしていただけるとうれしいです」
河本啓佑「原作をご存じの方も、ご存知でない方も、関係なく楽しめる作品になっています。第一話を観ていただければ、きっと毎週観ようと思っていただけるようになると思いますので、まずは第一話を観ていただきたいです」
松岡禎丞「原作を読まれていない方にも観てほしいですし、原作を読まれている方にはさらに楽しい作品になっていると思います。絵が付き、色が付き、音声が付き、漫画の世界から飛び出してきた『私がモテてどうすんだ』という作品を、ぜひお見逃しなく! 興味を持っていただいた方は、原作から入るもよし、アニメから入るもよし。いろいろな入り方ができますので、ぜひ"沼"にハマってください」
島﨑信長「アフレコはすでに始まっているのですが、本当に絵が綺麗で、スタッフの熱量や愛を感じられる作品になっています。だから僕達も、現場でより熱量を持って、より楽しく、より愛を持って取り組むことができています。そんな僕達の楽しい気持ちや愛がフィルムを通して皆さんに伝わり、『私がモテてどうすんだ』を楽しんでいただけたらうれしいです」
小林ゆう「今までに観たことのない作品で、本当に夢があふれていて、観ていただいた方がすごくハッピーになる作品だと思います。自分の好きなことに没頭し、それを突き詰めて行く姿はすごく素敵だし、それによって、いろいろな方との絆を深めたり、成長していったりする人間ドラマがすごく楽しいです。絵もすごく素敵で、スタッフの皆様やキャストの皆様が一丸となって、素敵な作品を作ろうという情熱が溢れている作品です。ぜひ皆様、『私がモテてどうすんだ』の"沼"に浸かっていただき、芹"沼"花依ちゃんにも浸かっていただき、10月からはこの"沼"の中で過ごしていただきたいと思います。『私がモテてどうすんだ』すごく素敵な作品ですので、ぜひご覧になってください。よろしくお願いします」
TVアニメ『私がモテてどうすんだ』は2016年10月よりTBS、CBC、サンテレビ、BS-TBSにて放送開始予定。放送時間などの詳細はアニメ公式サイトにて。なお、本日10月6日(木)の21時からは、小林ゆう(芹沼花依役)、河本啓佑(七島希役)、松岡禎丞(四ノ宮隼人役)の3名が出演する、ニコニコ生放送『TVアニメ「私がモテてどうすんだ」1話放送直前ニコ生~盛り上がらなくてどうすんだ!!~』が放送されるので、こちらも注目しておきたい。
(C)ぢゅん子・講談社/私モテ製作委員会