国土交通省は栃木県宇都宮市と芳賀町、宇都宮ライトレールから申請されていた「軌道運送高度化実施計画」(宇都宮LRT整備事業)を9月26日付けで認定した。

宇都宮LRT整備事業の計画図。赤の太線がLRTのルートを指す(出典 : 国土交通省ウェブサイト)

この事業は、宇都宮市宮みらい(JR宇都宮駅東口)~芳賀町大字下高根沢(本田技研北門)間の14.6㎞を公有民営上下分離で整備する計画で、ピーク時は1時間あたり10本(6分間隔)、オフピーク時は1時間あたり6本(10分間隔)での運行が計画されている。今年度中に工事に着手し、2019年12月からの運行開始をめざす。整備費用は458億円。

宇都宮ライトレールは、今回申請が認定されたライトレール事業を行うために設立された第3セクター。資本金は1億5,000万円で、宇都宮市(40.8%)、芳賀町(10.2%)など行政が51%、残りの49%を民間事業者が出資している。