俳優の佐藤浩市が、10月2日(21:00~23:10)に放送されるテレビ朝日系スペシャルドラマ『狙撃』で殉職する役を演じる。

尾野真千子(上)と佐藤浩市=テレビ朝日提供

このドラマは、永瀬隼介の本格警察小説『狙撃 地下捜査官』が原作。主演の尾野真千子演じる刑事・上月涼子が、警察内部の権力闘争を根源とする次期首相候補狙撃事件に絡んだ、大がかりな隠ぺい工作に挑んでいく。

佐藤が演じるのは、涼子をこの事件捜査にスカウトする上司・鎮目竜二役。部下の命をも犠牲にしながら、一貫して真相の解明に奔走するが、事件の真相と引き換えに、凶弾で自らの命を落とすことになる。また、全ての謎が明かされたかと思ったその先に、鎮目も予想だにしなかった陰謀の扉が潜む。

また、事件の一部始終を記録した通称"呪いのファイル"の開封キーを隠し持つ公安刑事・貴島彰役で阿部サダヲが共演。ほかにも、神出鬼没の監察官役に北村有起哉、元公安刑事のフリージャーナリスト役に小市慢太郎、涼子が最初に内偵する元不倫相手の警視庁刑事役に眞島秀和、狙撃事件でターゲットとなった国務大臣役に柄本明、"呪いのファイル"の開封キーを恋人の貴島に託した公安刑事役に鈴木杏、警務部長役にでんでん、狙撃事件当時の警視総監役に長谷川初範、貴島を追い詰める公安刑事役に松重豊と、豪華キャストが脇を固める。