合コンの会費、男性の本音は?

合コンに参加する際、気になるのが「会費はどうするのか」という問題。男女で差をつけるべきか、それとも割り勘にすべきなのだろうか……。前回は女性300人の意見を紹介したが、今回同じ質問をマイナビニュース会員の男性300名にも投げかけてみた。

Q.合コンの会費は、どのようにしたいと思いますか?

1位 男性側が多めに払う 43.3%
2位 割り勘 43.0%
3位 男性側がおごる 12.3%
4位 女性側がおごる 1.0%
5位 女性側が多めに払う 0.3%

Q.その理由を教えてください

■男性側が多めに払う
・「需要と供給。女性優位は仕方ない」(51歳男性/専門店/販売・サービス関連)
・「全部は無理だが男側が多めに出す」(42歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「ちょっとは格好をつけたいから。男としてのプライドです」(43歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「見栄を張りたいが全額はきつい」(46歳男性/官公庁/公共サービス関連)
・「エステやメイク、アクセ、ダイエットなど、女子は既に男子以上の出費を強いられているので」(53歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「おごると下心があると思われてしまいそうで」(42歳男性/ゴム/技能工・運輸・設備関連)
・「ただ飯や財布と思われるのは、しゃくにさわる。少額でも出してもらうことで全力で楽しんでいってほしい」(31歳男性/教育/IT関連技術職)

■割り勘
・「はずれの場合、おごりではやってられない」(59歳男性/輸送用機器/技能工・運輸・設備関連)
・「彼女でもないのに、何でおごらないといけないの? 女だからって甘えないで」(56歳男性/医療・福祉・介護サービス/専門サービス関連)
・「必ずしも男の方が収入がいいとは限らないので、『男が多く払うのが当然』という風潮に疑問を感じる」(27歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「男女間の差別してまで払うならやらない方がいい。むしろ遅刻してきた人だけ安くする程度で十分」(40歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「合コンや婚活パーティーは男性が多めに払うことが多いが不公平だと思う、自分は男性だがお酒に弱くて余り飲めないし、非正規雇用のために収入も少ないからせめて割り勘にしてほしい」(38歳男性/ガラス・化学・石油/その他技術職)
・「公平にする。付き合ってもいない女性に、飲食代はごちそうしない主義です」(68歳男性/その他/その他・専業主婦等)

■男性側がおごる
・「その方が格好がいいから」(44歳男性/ソフトウェア・情報処理/IT関連技術職)
・「女性にお金を出してもらうのは失礼だから」(46歳男性/教育/事務・企画・経営関連)
・「女に出させるのは恥ずかしい」(32歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「女性からの印象が全く違います」(49歳男性/フードビジネス/事務・企画・経営関連)
・「女性はそういう目的で来るんじゃないの?」(42歳男性/コンピューター機器/IT関連技術職)
・「男性のための会だと思います」(35歳男性/フードビジネス/販売・サービス関連)
・「男性が女性と同席したときは、支払うのが当然だと思って生きてきたから」(55歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)

■女性側がおごる
・「女が尽くすのが当たり前」(36歳男性/教育/専門サービス関連)
・「なぜ他人におごらねばならないのか」(47歳男性/その他/その他・専業主婦等)

■総評
男性を対象にしたアンケートでも「男性側が多めに払う」が43.3%で第1位という結果に。「食べる量が圧倒的に男性の方が多い」「一般的なマナーとして」といった、女性編のアンケートと同じ回答理由が挙がっていたが、「モテたいから」「女性を集めやすくするため」「恩を売って次につなげる」といった男性ならでは(?)の回答も。「下心がある」と断言する人もチラホラ見られた。

2位の「割り勘」と答えた男性は43.0%で、1位との差はわずか0.3%だった。「男女平等であるべき」という意見が多く、女性だけ優遇されるのは理解ができないとのこと。女性編では「男性の方が年収が高い」といった意見も寄せられていたが、男性の言い分としては「男女間の賃金格差は減少傾向にある」「男性の年収は下がっているし、男女平等の動きを見れば公平にすべき」ということだった。

3位は「男性側がおごる」(12.3%)。「男が出すのは当たり前」「それが当然だと思っている」といった男の余裕を感じる意見が寄せられていたが、「その方がモテそう」「いろいろな打算がある」という回答も。合コンでおごってくれる男性は、やはり少なからずの下心があるのかもしれない。

合コンの会費をめぐり、男女で微妙に意見のズレが見られた今回のアンケート。皆さんはこの結果をどう感じただろうか。

調査時期: 2016年8月2日～4日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません