世界三大ミスコンの一つに数えられる「ミス・ワールド2016日本大会」が5日、都内で行われ、東京都出身の吉川プリアンカ(22歳)がグランプリに輝いた。
ミス・ユニバース、ミス・インターナショナルと並んで世界三大ミスコンに数えられる同コンテストは、1951年にイギリス・ロンドンで第1回大会が行われて以来毎年開催。世界三大ミスコンの中では最も歴史が長く、今年で66回目を数える。今年の世界大会は11月29日から12月18日にアメリカ・ワシントンDCで開催。その世界大会への出場権をめぐって、応募総数6,920人の中から選ばれた31人のファイナリストが選考会に臨み、東京都出身で通訳の吉川プリアンカさんが日本代表に選出された。
自分の名前を呼ばれて思わず目頭が熱くなった吉川さんは「本当にありがとうございます。今、ここに立てているのは、ミス・ワールド事務局の皆さま、スポンサーの皆さま、そして家族や友人、私に関わってくれたすべての人のお陰だと思っています」と感謝の言葉。11月29日からアメリカで行われる世界大会に向けて「すごく楽しみです。身体作りも日本の和心もしっかりと世界に伝えて堂々とパフォーマンスをしたいと思います」と抱負を語った。
ミスコン初めての挑戦で見事グランプリを射止めた吉川さん。「夢みたいで、まだ現実味ではありません」と驚きながらも「自分を信じ、いかに楽しむかということに集中しました。特別な工夫はしていません」と自然体でステージに臨んだことを告白。そんな彼女はインド人の父と日本人の母を持つハーフで、英語と日本語の通訳の仕事をしながらモデルも兼業しているという。「今後は国内だけでなく、グローバルに活躍したいので、インドでもお仕事ができれば光栄です」と世界にも目を向けていた。
なお、準グランプリには山下ひまわりさん(22歳)、槙野美里さん(25歳)、ロバートソン夏妃さん(22歳)、審査員特別賞には小森しずかさん(26歳)、鈴木早紀さん(24歳)、如月さえさん(23歳)、林真由さん(27歳)がそれぞれ選ばれた。