お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志(52)が、28日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ワイドナショー』(毎週日曜10:00~10:55)で、「いじめ」と「イジり」の違いについて語った。
埼玉県の河川敷で16歳の少年が殺害された事件で、16歳の知人をはじめ中学生ら複数の少年が逮捕された。その知人の携帯には、全裸で川を泳ぐよう強制しているような動画が残されていたという。
このことが番組内で取り上げられ、ゲストの女優・宮澤エマ(27)は「いじめ」と「イジり」の違いについて、松本らに芸人としての立場からの見解を求めた。松本は「やっぱりそこは笑えるかどうか」と即答し、「でもその笑いって好みで片付けられてしまうことが多いから、すごく悲しい」と肩を落とした。
その上で、埼玉の事件は「絶対に面白くないよね、これ。誰が見たって」と断言。自身の番組が「いじめを助長している」と指摘されることがあることを認めながらも、例えば罰ゲームはすべての人間が対象となるなど「平等性」があることを主張する。
相方・浜田雅功(53)が「いじめっ子」のイメージがあることに触れ、「だからこそ、逆にあいつがいじめられる回も必ずあって」と説明。毎年年末に『笑ってはいけない』シリーズを放送しているが、「そういうところでバランスはとっているつもりなんですけどね」と語っていた。