北海道の空の玄関・新千歳空港。そのターミナルビルにはショップやフードコート、アミューズメント施設などが集結し、レジャー感覚で飛行機の待ち時間を楽しめる。食べておいしく、贈って喜ばれる空港限定みやげを買いに、館内を巡ってみよう。
「JAびえい 美瑛選果 新千歳空港店」 - 根強い人気の限定パン
2011年の発売以来、行列必至の空港みやげとして抜群の知名度を誇るのが、「JAびえい 美瑛選果 新千歳空港店」の「びえいのコーンパン」(1箱5個入り・1,080円)。田園風景の美しさで有名な丘のまち・美瑛町産の小麦や乳製品、トウモロコシを生かした逸品だ。
水も砂糖も一切加えず、スイートコーンの水分と甘味だけで、ふんわり優しい食感に仕上がっている。開店以降の焼き上がり時刻は日によって異なり、店頭に並ぶと同時にどんどん売れていく。生地の中にはコーンがぎっしりと詰まっていて、冷めてもみずみずしい甘味が楽しめるのが特徴だ。
ちなみに姉妹商品として「びえいのまめぱん」(1箱5個入り・1,080円)もあり、こちらは朝1回だけの発売なので、運良く商品を見かけたら即、購入を。なお、どちらのパンも購入は1人2箱までの数量限定で、予約不可。
「キャラメルキッチン」 - 大人のための極上生キャラメル
北海道といえば、乳製品も見逃せない。2014年8月に登場した「キャラメルキッチン」は、全国でおなじみ江崎グリコのキャラメル専門店だ。北海道産の牛乳やバターをふんだんに使い、1つひとつ丁寧に手作業で作り上げる生キャラメルは、まさに贅沢な大人の味わい。銅釜で材料を炊き上げる様子をガラス越しに見学できるのも楽しい。
一番人気の「キャラメルビスケット」(8枚入り・960円)のほかにも、店内でローストしたアーモンドが香ばしい「ホームメイドキャラメル<アーモンド>」、キャラメルを炊き上げてから新鮮な生クリームを加える「ホームメイドキャラメル<ミルク>」、焦がしバターで深みのある味わいに仕上げた「ホームメイドキャラメル<バター>」がそろう。
「スカイショップ小笠原」 - ひんやりサクサクのパイ
ちょっと変わったその場で食べたいおみやげもある。みやげ品の専門店「スカイショップ小笠原」で販売されている、「マルセイバターサンド」で有名な「六花亭」とのコラボ商品「新千歳発」(1個160円)だ。
「六花亭」では帯広本店や札幌本店などの店舗限定で、賞味期限3時間(!)の「サクサクパイ」を販売している。この「新千歳発」も"サクサクパイ"の系譜に連なる商品だが、さらに賞味期限が短く、作り立てを10分以内に食べるのがベストとか。生ホワイトチョコレートでハスカップチーズクリームを包んだフィリングを注文ごとに冷蔵庫から出し、パイで手早くはさんでくれる。その場でハスカップの酸味とひんやりした口当たり、パイのサクサク感を満喫して、そのおいしさをみやげ話にしよう。
●information
「JAびえい 美瑛選果 新千歳空港店」営業時間: 8:00~20:00
「キャラメルキッチン」営業時間: 8:00~20:00
「スカイショップ小笠原」営業時間: 7:00~20:30
※店舗の場所は、いずれも新千歳空港国内線ターミナルビル2F