いざという時にお金を受け取れる生命保険。「生命保険」とひとくちにいっても、様々な種類があり、よくわからないという人も多いのでは? そもそも独身のときに生命保険は必要なのでしょうか。今回は、独身女性の生命保険について解説します。

独身って保険に入った方がいいの?

生命保険は主に3種類ある

生命保険というと、「死んだら保険金がおりる」というイメージが強いかもしれません。ですが、大きくわけて3種類あります。

1つ目は、万一のことがあったときに備える死亡保障、2つ目は、病気やけがに備える医療保障、3つ目は、資金を作るための貯蓄型の保険です。いわゆる生命保険のイメージは、1つ目の死亡保障に近いでしょう。

では、このうち独身女性にとってはどれが必要なのでしょうか? どの保険もいざという時に備えてあるに越したことはないですが、必要性が高いものを優先的に検討していきましょう。

まずは医療保険を検討せよ

シングルの女性がまず検討したいのは、2つ目の医療保障です。医療保障の中でも、医療保険、がん保険、介護保険などがあります。若いときには、がんや介護のリスクが低いですから、優先順位としては医療保険から考えてみましょう。

医療保険は、病気やけがで入院したとき、手術をしたときに給付金を受け取れるものです。女性向けには、子宮内膜症や子宮頸がん、乳がんなど女性特有の病気にかかった場合、更に手厚い給付を受けられる商品もあります。

女性向けの商品といわれると、女性なら入っておかなきゃと思うかもしれません。ですが、保険は毎月保険料を支払っていくもの。年齢や保障内容によって異なりますが、月に2千円~5千円程度はかかります。それだけ払う必要があるかどうかを考えましょう。